2025/08/02 (更新日:2025/08/03)
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する: 絶対に失敗しないビジネス経営哲学
著者:島田 紳助
出版:2007年5月
長さ:164ページ
出版社:幻冬舎
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、サイドビジネスで「好きなこと」や「やりたいこと」で関わる人たちを幸せにすることを目的としたうまくいく方法が書かれた本です。
副業もサイドビジネスも同じ意味合いですが、一般でよくいわれる副業は本業だけの収益よりも副業の収益を足して、安定させるというお金のためという意味合いが強いです。
本書のサイドビジネスは、本業で稼いでいるなら、わざわざ副業でも稼ごうとせず、好きなこと、やりたかったことをビジネスにして、関わる人を幸せにするという考え方です。
もちろん、ビジネスであるので経営ができたり、規模が大きくなる成長することは考慮されますが、それが目的ではないということです。
【このような方におすすめ】
・サイドビジネスを始めたい方
・すでに本業で稼いでいる方
・新しいビジネスに興味のある方
・今までにないものを創造したい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、元お笑いタレント、漫才師、司会者をされて、行列のできる法律相談所、クイズ!ヘキサゴンII、26時間テレビの司会など、テレビで大活躍された大御所の一人です。本書のほかに「自己プロデュース力」も人気です。
本書を読むと、最適なサイドビジネスがみつかります。
本書から学んだこと
著者は、芸能界でお笑いをやり25歳で大ブレイク。大忙しの中でサイドビジネスを始めて、モノを売ることは人の心を動かすことと同じことと考えられており、人の心を動かすことが大好きで、お客さんが喜んでくれたり、笑ったりする顔を思い描くことにアイデアが尽きないといいます。
本業のお笑いでしっかり稼ぎつつ、サイドビジネスで好きなことをするといったことが書かれてますが、そのサイドビジネスも全国展開するほどに成長されました。
本書を執筆されるまでビジネスで一度も負けたことがないということです。
・業界の常識は、一般からみたら不合理で理屈に合わないことです。業界の常識に惑わされない100件に1件の非常識なビジネスで関わるすべての人を幸せにする。そこから新しいものが産まれる。
- 常識はずれというのは、世間や業界の常識に反しているということを意味しているだけであって、理にかなっていないという意味ではない P24
・社長のおもちゃ箱のようにビル一棟が社長のやりたかった仕事やつくりたいお店で構成されてます。本業からみたら、収益が小さくても真剣にミーティングされてやりたかったことをかなえているのです。
・顧客満足度で差別化がはかりづらくなっている今だから、従業員満足度を上げて、顧客に心のこもった対応ができることを差別化してあげる。
名言
- 「紳助さんに憧れてます。紳助さんみたいになりたいんです」
「俺はもうおるで」 P71
単純なコピーは、絶対にオリジナルを超えることはできないのだ P72
成功している人を見ると、あの人みたいにすれば成功できると思うかもしれない。
僕に言わせれば、それがいちばん成功から遠ざかる道だ。 P72
客は料理だけを食べているわけじゃない。店の人の気持ちも一緒に食べているのだ。 P132
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(社長向けの好きなことで稼ぎたい方に)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆
さいごに
人生を充実させるために、やるべきサイドビジネスがわかります。
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