2025/07/31 (更新日:2025/07/31)

「高く売る」ためのマーケティングの教科書

有益

  • 競合を圧倒する差をつけて勝利する!

「高く売る」ためのマーケティングの教科書 競合他社との圧倒的な「差」をつくる13のポイント
著者:大﨑 孝徳
出版:2018年3月
長さ:216ページ
出版社:日本実業出版社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、厳しいビジネスの世界で商品の値段を上げて高く売る13の方法を紹介した本です。

本書のポイントは、競合他社を圧倒する差をつけるためにマーケティングの基本を高いレベルで実行することです。

もし何も行動を取らなければ、低価格競争に巻き込まれます。しかし、的確なマーケティング施策は値上げを後押ししてくれます。

「値上げ」ができずに困っている方は、基本に戻り実行してみてください。

【このような方におすすめ】
・価格競争から抜け出し、利益率を上げたい方
・競合と明確な「差別化」を図りたい方
・値上げに踏み切れずに悩んでいる方
・ブランド価値を高めたい方
・高くても売れる商品をつくりたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、名城大学経営学部の教授です。民間企業等勤務後に長崎総合科学大学で助教授をされ、ワシントン大学で客員研究員、デラサール大学で客員講師などを経て現職です。

本書を読むと、値上げをするための知識と技術が手に入ります。

本書から学んだこと

・差をつけるには、顧客満足度を上げるべき人々を明確にして、彼らのニーズに寄り添い、期待を超えた価値を与える。

・顧客の合格点に達した程度では不十分。

・消費者のニーズを満たしたか品質の評価をすることで正確な品質の評価ができ、それが新たな新規開拓の強い材料となります。なぜなら、

  • 品質のよし悪しは顧客が決定する P27

長期にわたる競争優位性は簡単に真似できない模倣困難性が必要です。

・「高く売る」ことの問題は、企業が挑戦することもなく、安売りによる価格競争に巻き込まれてしまうこと。

・マーケティングの原理原則では、マーケティングの基本が解説され、次のパートでそれらの基本をどうやって高いレベルで行うかが書かれてます。

名言

  • スイスの時計メーカーであるスウォッチの社長(当時)、N・G・ハイエックは、「わが社の目標は顧客を満足させることではなく、顧客を刺激することである」と語っている。 P2

    自らが愛していない商品が低価格競争に巻き込まれるのは必然だ P198

評価

  • おすすめ・・・★★★☆☆
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★★☆☆

基本の解説、事例、高いレベルでやることなど、解説が素晴らしい!超有益です。

解説されてるマーケティング用語の数、分かりやすさ、例の的格さは値上げに困っている方に最適な本です。

さいごに

基本で差をつける発想が素晴らしい。

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