2025/05/04 (更新日:2025/05/04)

僕の仕事は YouTube

良書

  • シバターが燃やしたHIKAKINの初著書は良書です!

僕の仕事は YouTube
著者:HIKAKIN
出版:2013年7月
長さ:158ページ
出版社:主婦と生活社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、HIKAKIN流のYouTube成功法が紹介された本です。

本書が出版されたとき、多くのYouTuberが本書を紹介する中で、シバターが本書を燃やして炎上してさらに話題となってました。

当時は、HIKAKINやMEGWIN TV、シバターといった初期YouTuberたちが注目を集め、まさに全盛期を迎えていました。まだヒカルやラファエルなどの第二世代YouTuberが登場する少し前の、YouTubeが急速に広がり始めた時期でした。

誰もがヒカキンを日本一だと認めていたときに本書が出版されました。

【このような方におすすめ】
・インフルエンサーの歴史や変遷を知りたい方
・YouTube黎明期に何が起きていたかを把握したい方
・今活躍しているYouTuberの背景に興味がある方
・ネット文化の変化をビジネスに活かしたい方
・第一世代と第二世代の違いを明確に理解したい方
・これから動画発信を始めたいと考えている方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

HIKAKINは、誰もが日本一のYouTuberと認める方です。

「HikakinTV」「HIKAKIN」「HikakinBlog」の3つのチャンネル総登録者数は130万人を超えて、総再生回数3億3千万回超でした。

本書を読むと、YouTubeを始めて成功する人の思いや考え方が身につきます。

本書から学んだこと

本書では、ヒカキンががYouTubeと出会ってから日本一になるまで、YouTube始め方や失敗しないための注意点、YouTubeの可能性が書かれてます。

高2の冬休みに英語だったYoutubeで解説本を片手にアカウントをつくり、いくつか動画をアップしたものの、どちらかというと動画をみる日々がつづきました。

ヒカキンは、Youtubeが大好きで動画をみたりアップがすることが好きで、HIKAKINチャンネルはそのYouTube好きが運営の原動力となっていると明かしてます。

評価

  • おすすめ・・・★★★★☆(HIKAKINの成功の秘訣が学べる)
    読みやすさ・・★★★★★
    学び・・・・・★★☆☆☆(学びというより、きっかけを与えてくれる)

ヒカキンの一貫した魅力は、その人柄の良さにあります。

ヒカキンの「YouTube好き」「YouTubeを始めるときの苦労」「みんなと同じ壁にぶち当たること」は特に読まれることをおすすめします。

本書の中間は、当時のYouTubeの解説であるため、古かったりするかもしれませんが、ヒカキンの色あせない成功法は学ぶべきことが多いです。

名言

  • 寝ても覚めても
    ビートボックス&YouTube P39

さいごに

本書とは関係ない裏話です。

彼がYouTubeで子供向けコンテンツに力を入れると宣言したとき、多くのインフルエンサーたちは「それはない」と鼻で笑い、軽視していました。

しかし結果として、ヒカキンはYouTuberとしてのトップに立ちました。

そして、笑っていた方々の中には、キャズムである市場の初期段階から繁栄するときに越えなければならない壁を越えられずに消えていくYoutuberも少なくありませんでした。

彼がキャズムを越えたきっかけは、ヒューマンビートボックスという特技から、子供たちに向けたコンテンツづくりに変えたからです。

再生数や登録者のデータから今後の新規層を的確に捉えて導き出した答えがその後も日本一を支えることになりました。

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