2024/02/01 (更新日:2024/02/01)

入門 考える技術・書く技術|山崎 康司

書評

  • 文章という不定形なものを理論立てて、人に伝わる文章の書き方を解説した本

入門 考える技術・書く技術―日本人のロジカルシンキング実践法
著者:山崎 康司
出版:2011年4月
長さ:168ページ
出版社:ダイヤモンド社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

「入門 考える技術・書く技術」は、「新版 考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則」をわかりやすくした本です。入門というだけあり、文章を書く相手のことを考えることからスタートします。

また、文章の書き方を論理的に図で表現していることは画期的でした。

【このような方におすすめ】
・まどろっこしい文章を書いてしまう方
・メールやレポートで意図が伝わらない方
・文章術を学んだことがない方
・文章の接続詞で困ることがある方
・文章がなぜ伝わらないか理解できない方

これらの問題を解決できます。では、解説します。

入門 考える技術・書く技術

我々は、学校で文章の伝え方を学びません。それは読書感想文とはまったく違います。しかし、アメリカの大学はライティングが必修科目になっているそうです。仕事をすれば、文章は必ず使うのであたりまえのことかもしれません。

日本では、会話でも、メールでも、レポートやプレゼンでも意味があるのかないのかわからない説明を淡々とされることがあります。最後になにを言いたかったのかわからないということです。

伝えたいことを伝わる文章にすることが本書で解説していることです。

入門書にしては若干難易度あります

本書は、評価がかなり高いですが、わかりやすさは5段階評価の4です。文章も解説もわかりやすかったのですが、解説している技術が入門にしては少し難しかったので、理解できないと挫折します。

スタート地点は、文章を書く前から

本書の素晴らしいことは、「考える技術」とあるだけあり、文章を書く前に「相手がなにを求めているか?」からスタートすることです。考え方から入って文章を組み立てることをロジカルな解説をするので、これは素晴らしかったです。

文章術の定番の本は、「この文章はうまくいきました。使ってください!」という書き方です。本書は、論理的に解説することが難しい文章を考え方を通して、紹介されてます。

さいごに

本書は、たびたび開いて実践していきます。そして、まどろっこしい文章を書く人、延々と説明してなにが言いたいのかわからない人にプレゼントします。笑

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