2025/11/01 (更新日:2025/10/31)
なぜ、伊右衛門は売れたのか。
- 上質な緑茶を追求して大ヒットした伊右衛門
なぜ、伊右衛門は売れたのか。
著者:峰 如之介
出版:2006年4月
長さ:184ページ
出版社:すばる舎
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、上質な緑茶で大ヒットとなり、現代までロングセラーとなったを伊右衛門の開発秘話を紹介した本です。
お茶飲料で連戦連敗のサントリーが社内批判を受けながら、2004年3月に伊右衛門を発売されて、発売初年に清涼飲料の販売レコードを次々と塗り替えました。
なぜ、そこまで成功できたのか。商品開発の始まりから詳しく解説されてます。
【このような方におすすめ】
・成熟市場で大ヒットを生み出す方法を知りたい方
・伊右衛門の成功に学ぶ革新的な商品開発の秘話に興味がある方
・高品質・上質な価値を顧客に伝えるブランディングを探している方
・社内批判を乗り越えイノベーションを成功させた事例を知りたい方
・現代のロングセラー商品が生まれた背景とプロセスを研究したい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、伊右衛門開発における最初のスタートがよかったことがわかります。
本書から学んだこと
・緑茶は、日本人のDNAにから癒される感じがする。
・緑茶飲料は、加熱殺菌方式で店頭に並ぶ。殺菌による安全性があるものの、緑茶本来の旨味が損なわれてしまう。
・伊右衛門は、今までの製法とは違う、非加熱無菌充填でいれたての味を飲んでもらうことを目指す。
・NZチーム。日本茶のN。アルファベット最後の文字であるZは、個の開発が不発に終わると自分たちにあとがないという意味。
評価
- おすすめ・・・★★☆☆☆
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★☆☆☆
本書は、緑茶飲料として開発のスタートで非加熱無菌充填による緑茶の旨味を残した思いは素晴らしいと思います。
正直なところ、それ以降はこれといった決め手がみつけることができませんでした。
各章で確信的な中核がわからなかったのですが、開発ストーリーはかなり鮮明に書かれてます。
さいごに
本書が出版された2006年あたり、外出すれば伊右衛門を買っていたことを思い出します。
今でも、たまに買うので本当に素晴らしいお茶だと思います。
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