2025/10/26 (更新日:2025/10/26)
安売りしない会社はどこで努力しているか?
- 商品は、価格を下げるのではなく、価値を上げて売る!
安売りしない会社はどこで努力しているか?
著者:村尾 隆介
出版:2017年12月
長さ:232ページ
出版社:大和書房
>>Amazonで購入はコチラ
- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、値段を下げるまえに会社の売上や利益を伸ばすためにできることが書かれた本です。
日本国内で市場が縮小するなか、売上を伸ばすことは難しいです。小さい会社の経営者は、個数を売るために値下げを検討しやすいです。
ただ、それは地獄の道となることを知っているので、何も行動に起こせないということが多々あります。
ではどうしたら、個数を売るために値下げではなく、高くても価値を感じて買ってもらえるようになるのか。
本書では、ブランディングや価値のつくり方の観点からの解決策が紹介されてます。
【このような方におすすめ】
・価格競争から脱却し、利益を伸ばすための戦略を知りたい方
・商品やサービスの「価値」を最大限に高めて売りたい方
・市場縮小下でも売上を維持・向上させる方法を探している方
・「安売り」という地獄の道に進まずに済む解決策が欲しい方
・中小企業でも実践できるブランディングや価値のつくり方を学びたい方
・顧客に「高くても買いたい」と思わせる仕組みを構築したい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、値下げではなく、価値をつくろうと思えます!
本書から学んだこと
・どんなに便利な商品が出ても、人の困り事はエンドレスにある。
・価格を下げると、価格で選択する客が増える。ファンは、価格差をあまりに気にしない。
・「安売りする10の問題」のなかで、利益が残らない、理不尽なクレームが増える、他店との価格競争になる、の3つはマーケティング本でよく失敗事例としてあげられてます。
・「安売り」という簡単な方法を取るのではなく、価値を生み出し続けるということから逃げてはならない。
・価値を上げるために小さな会社に合うブランド戦略を取り入れる。
・人は、自分の価値が上がると喜ぶ。そのため、最後は「お客様の価値を上げる。」という点に着目する。
評価
- おすすめ・・・★★★☆☆(値下げしようと思っている方には★5)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★☆☆
いかに値下げをしてはいけないのかがわかる本です。また、値下げをしないためにブランディングする重要性やその方法も書かれてます。
そのため、値下げをしようと思っている方には学びや気づきが多い本です。
この手の本を数冊読んだことのある方には再認識となるでしょう。
さいごに
最後は「お客様の価値を上げる。」という点は心に響くものがあります。
\この記事をシェアする/






