2025/10/24 (更新日:2025/10/24)

ビジネスモデル2.0図鑑

選書1000選

  • ビジネスモデル × 逆説(イノベ)で定説を産み出す名著!

ビジネスモデル2.0図鑑
著者:近藤 哲朗
出版:2018年9月
長さ:256ページ
出版社:KADOKAWA

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、「起点・定説・逆説」で業界にイノベーションを起こし、成功を収めた企業のビジネスモデル100個の仕組みを紹介した本です。

先に!本書のすごいところは、ただ100のビジネスモデルを紹介した本ではありません!本書を読む前の私はそう思ってました。

タイトルにビジネスモデル「2.0」とあるように、現代で画期的なイノベーションを起こし、成功された企業の仕組みを紹介されてます。それは、次世代でイノベーションを起こすヒントが得られます。

ビジネスモデルとは、企業がどのように価値を創造し、顧客に届け、収益を得るかという事業の全体像を構造化したものです。

本書は、一読おすすめで特に序文は熟読する価値のある素晴らしい本です。

【このような方におすすめ】
・既存の定説を破り、業界にイノベーションを起こすヒントが欲しい方
・成功企業のビジネスモデルの仕組みを100事例から学びたい方
・次世代のビジネスモデルを構築するための発想法を知りたい方
・事業の全体像と収益構造を体系的に理解したい経営者・企画担当者の方
・逆説的なアイデアを論理的なビジネスモデルに落とし込みたい方
・新しい価値を創造し、市場で成功するための構造を学びたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、画期的なイノベーションを起こすヒントが得られます。

本書から学んだこと

・成功するビジネスモデルには、逆説の構造がある。

ビジネスモデルにおける逆説の重要性は、既存の定説(常識や業界の標準的なやり方)を意図的に覆すことで、新しい起点を築く点にあります。市場の常識を疑い、あえてその逆を行くことで、競合が追随しにくい独自の価値提案や、非顧客層へのリーチが可能になります。

この「あえての裏切り」が、従来のモデルの限界を打破し、画期的な収益構造や競争優位性を生み出す源泉となるため、逆説は特に重要とされます。

起点とは:アイデアやビジネスの着想点、あるいは革新的なビジネスモデルが生まれる出発点となる、顧客の未解決の課題や市場のギャップ。

定説とは:特定の業界や市場において、長年にわたり当然とされてきた常識、慣習、標準的なビジネスのやり方や成功パターン。

逆説とは:上記の定説を意図的に否定し、起点となる課題解決に向けて、あえてその真逆の仕組みやアプローチを採用することで、競争優位性を生み出す戦略。

評価

  • おすすめ・・・★★★★★(イノベを起こせるようになる名著!)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★★★★(人物金、情報で逆説の唱え方がわかる!)

まず、これだけのクオリティで100社の紹介をしたことがすごすぎます。

これは、執筆者50人でビジネスモデル図解制作委員会が設立され、みんなでつくられたそうです。このチームをつくられて、実行に移せることがすごすぎます。

そして、ビジネスモデルを紹介する本ではなく、画期的なイノベーションを起こしたビジネスモデル100社の紹介だったことです。

逆説を学ぶことでイノベーションを起こせるようになります!

さいごに

もし、本書に書かれているようにビジネスモデルを調べたなら、1社あたり2,3時間はかかるでしょう。

それを100社も紹介されている価値の高さ。

ビジネスモデル3.0や4.0も出してほしいです。

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