2025/09/28 (更新日:2025/09/28)
ニッポンの「世界No.1」企業
- 世界一の日本技術がオンリーワンとなる!
ニッポンの「世界No.1」企業
著者:日経産業新聞 (編集)
出版:2012年3月
長さ:218ページ
出版社:日本経済新聞出版
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、ものづくりの技術で世界No.1のシェアを取る54社と、なぜ彼らがオンリーワンとなれたのかの理由まで紹介された超有益な本です。
日本企業は、戦後の焼け野原から日本一を目指し、品質を向上させ、いつしか世界一の信頼を獲得しました。それは、他国の会社ではマネできないレベルに到達されてます。
それこそ、世界でオンリーワンの技術です。
本書は、日経産業新聞に連載された「世界一の秘密 Nippon」を加筆修正された本です。
【このような方におすすめ】
・自社の技術や製品で世界一を目指したい方
・オンリーワンの強みを持つ企業の成功事例を学びたい方
・日本企業のものづくり技術の秘密を知りたい方
・ニッチな分野で圧倒的なシェアを獲得する戦略に興味がある方
・自社の技術力を活かしたマーケティングを考えたい方
・高品質な製品の信頼をブランド力に繋げたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、「世界一の技術とはなにか」「どうしたら、オンリーワンが取れるのか」がわかります。
本書から学んだこと
・日本企業は、国内シェアの争いで疲弊している。しかし、代替のきかないオンリーワン技術は世界でさらなる強さを身につけている。
・「最」にこだわり、最小、最軽量、最薄、最速、最高感度など、その最高を目指してます。
・開発は、先手を打つこと。なぜなら、知的財産の保有、業界の標準技術となり、技術の蓄積、顧客囲い込みなど有利な条件を取っている。
・膨大な顧客情報から顧客のニーズを先取りして商品開発を始める。
評価
- おすすめ・・・★★★★★(「はじめに」と1章以降の実例で勉強になる)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆(オンリーワンになるコツがつかめる)
「はじめに」で本書で紹介される54社の共通した世界一になる考え方が紹介されて、1章以降はすべて、各社の技術が詳しく解説されてます。
日経産業新聞で連載された「世界一の秘密 Nippon」をまとめられたものということですが、かなり有益でレベル高いです。
「オンリーワンになりたい方」「世界一の技術をつくりたい方」は、必読書といえます。
さいごに
「オンリーワン」を世界一の技術から身につけるという、素晴らしい視点の本です。
「オンリーワン」を獲得したくても、なかなかなれないことが現実ですが、本書でコツがつかめるので、もしかしたら、人生を変える本になりえるかもしれません。
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