2025/09/04 (更新日:2025/09/04)

エジソン 電気の時代の幕を開ける

良書

  • 発明王は、読書・実験・意欲でつくられる!

エジソン 電気の時代の幕を開ける
著者:ジーン アデア (著), オーウェン ギンガリッチ (編集), Gene Adair (原名), Owen Gingerich (原名), 近藤 隆文 (翻訳)
出版:2009年4月
長さ:193ページ
出版社:大月書店

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

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本書は、発明王トーマス・エジソンの生い立ちから、その才能がどのように育まれ、やがて「電気の時代」を切り開いたかを解説した本です。

エジソンが何を考えて、読書では何を読んでいたか、何を発明して人々にどのような影響をもたらしたのか、詳しく解説されてます。

読書や実験をしていた幼少期、どこに行ってもエジソンの創造性が求められず解雇され、発明家として、みんなが不可能だということを成し遂げていくストーリーから、発明王になるまでの道のりが商品開発者やイノベーターの心を打ちます。

【このような方におすすめ】
・歴史上の偉大な発明家の人生に学びたい方
・商品開発やイノベーションに携わる方
・失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢を知りたい方
・子どもや学生に「学ぶ意欲」の大切さを伝えたい方
・電気や科学技術の発展の歴史に関心がある方
・自分の才能をどう伸ばすか悩んでいる方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、ハーバード大学名誉教授で天文学・科学史を専門とされてます。スミソニアン天文物理観測所名誉上級天文学者でもあります。

本書を読むと、発明王であり、商売人であったマインドや功績を学び、モチベアップや進むべき道のりを学ぶことができます。

本書から学んだこと

・「自然・実験哲学概論(リチャード・グリーン・パーカー」を母に読み聞かせてもらっては自分でできそうな実験を全部試してみた。

・エジソンは、難聴であったため、本の世界にのめりこんだ。

・蔵書の読破を目標にアイザック・ニュートンの本を読んで「生涯なおることのない数学への嫌悪感」を獲得した。

科学理論を批判し、実用的な本に感銘を受け、将来に役立つものをつくりたいという意欲がわいた。

名言

  • 「世界とは私の国であり、善をおこなうことが私の宗教である」 PP21

    エジソンはこのとき、すぐに需要のある発明品だけをつくるという誓いをたてた P51

    「四六時中、夢のなかでも発明している」と彼女は語る P138 メアリ

    「たしかに、全部なくなった」とエジソンはこのときの損失をふりかえっている。「だが、われわれはそれでずいぶん楽しんだじゃないか!」 P152

評価

  • おすすめ・・・★★★★☆(自伝の生き方と発明製品の説明が多め)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★★☆☆(学びというより、新たな気づきを与える)

エジソンは、読書家で商売人であることが本書からわかります。

創造性や発明には、読書や実験、それを成し遂げたい意欲が重要であり、エジソンのストーリーを学ぶことでモチベアップにもなります。

エジソンの発明品や生き方から発明の源となるものを学びたい方向け。

さいごに

偉人の読書家率が高いこと。エジソンが商品開発にこだわる人ではなく、商売人だったという意外性。

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