2025/08/09 (更新日:2025/08/09)

どがんね 古賀常次郎詳伝 第3版

書評

  • 日本の発明家は、何を原動力にされていたのか。

どがんね 古賀常次郎詳伝 第3版
著者:佐保 圭 (著), 上田 みゆき (イラスト)
出版:2012年1月
長さ:248ページ
出版社:日経BPコンサルティング

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

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本書は、発明家の古賀常次郎氏についての伝記をフリーライターの方がまとめられた本です。

「日本の発明家」と紹介されている古賀常次郎氏は、なにを原動力にされていたのか。

著者は、本書の出版時点で57回の紺綬褒章、旭日双光章、藍綬褒章などを含めると、62回も受賞されてます。褒章の受賞回数が世界一となりギネスにも認定されてます。

紺綬褒章とは、個人で500万円以上、法人で1000万円以上の公益的な団体や国・地方公共団体への寄付を行った方に対して、内閣府から授与される名誉ある表彰です。 

これは金銭的な貢献だけでなく、社会全体への公益性が高い行為として日本の栄典制度に基づた正式な評価です。

最新のニュースでは、2024年に111回目の紺綬褒章を受け取られてました。

【このような方におすすめ】
・日本の偉大な発明家の生き方や価値観に触れたい方
・社会貢献を人生の中心に据えた人物像を学びたい方
・寄付や公益活動の意義を深く理解したい方
・栄典制度や紺綬褒章の背景を知りたい方
・ビジネス成功後の社会還元モデルに関心がある方
・人を動かす原動力の源泉を探求したい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、幼少の虐待で産まれた信念、ボランティア、寄付、発明などについて書かれてます。

本書から学んだこと

・自分の好きなこと、楽しいこと、楽なことしかせず、見栄っ張りで外面だけの父をみて、「楽な道は選ばん」と一日も休まずに忍耐と努力を続けられて、日本の発明家として名を残すにあたりました。

・「なして緩みよるんやろ」「ネジば緩まん方法はなかろうもんか」以降、電車に乗るたびに皿ビスが緩まないアイデアを考えられました。

・絶対に不可能だといわれた振動しても緩まない皿ビスである「段付皿ビスと皿ビス用スプリングワッシャー」の発明。NASAのロケットにも採用されている。

評価

  • おすすめ・・・★★★★☆
    読みやすさ・・★★★☆☆
    学び・・・・・★★★☆☆

発明家の信念が学べます。

自伝あり、発明のアイデアが産まれるときも書かれており、ストーリーで学ぶことができます。

さいごに

社会貢献性の高い方の本は素晴らしいです。

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