2025/07/30 (更新日:2025/07/30)
「好き」を言語化する技術
- 届かなかった「好き」が、言葉になってやっと届く。
「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
著者:三宅 香帆
出版:2024年7月
長さ:256ページ
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
「この本、やべぇ!!」
心から感動した本と出会えたとき、その素晴らしさを伝えたいけど、出てくる言葉は「すごい!」「感動した!」「やばい!」
抱えきれないような感動やすごさが伝わらないもどかしさがやばいんです。
本書は、好きの解像度を上げるために「好き」を言語化して、推しのよさを伝え自分自身が楽しく生きられるようになる本です。
【このような方におすすめ】
・推しの魅力が伝えられない方
・感動をもっと言葉で伝えたい方
・言語化が苦手で、想いが伝わらない方
・文章力を上げたいと感じている方
・“好き”を誰かと分かち合いたい方
・自分の気持ちを大切に表現したい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、文芸評論家で書評記事がバズったり、出版する本は売れたりと文章の世界で成功されてます。
本書を読むと、「好き」をもっと好きになり、「推し活」をもっと楽しめるようになります。
本書から学んだこと
- 「推しについて自分の言葉で発信する」 P12
それは、自分自身が率直に感じたことをそのまま書くことでした。
みんなに理解してもらおうとして、言葉を変換してしまうと、それがありきたりな文章になってしまいます。
あなたが感じたままの感情をそのまま言葉にすること。それこそがオリジナリティのある感情であり、その感情から生み出された文章が他にはないものができあがるのです。
「好き」は、言語化するプロセスがあります。感情の言語化にはパターンがあり、印象に残ったこと、響いた言葉、好きになったきっかけやうれしかったことなど、本書では「好き」から得た体験を言葉にする具体的な方法が紹介されてます。
名言
- 推しを語ることは、自分の人生を語ること P23
工夫は「ここまでだったら楽しめるな」という範囲でやってもらうのが一番です。 P40
みんなの空気から自分の言葉を守る
SNS発信のコツは「自衛」のみ P146
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(みんなが好きを伝えられるようになる!)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆(「好き」というあいまいな感情が言語化できるすごさ)
好きな活動が素晴らしいことで、それを伝えて仲間ができたり、共感がうまれたりするよさが本書から伝わります。
推し活を愛してないと書けない本です。
さいごに
文章術の本でAmazonレビューが900件を超える大ヒットに見合う素晴らしい本です。
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