2025/07/12 (更新日:2025/07/12)

100人の村で84人に新商品を売る方法

有益

  • そのマーケティングの真意とは!?

100人の村で84人に新商品を売る方法
著者:森本尚樹 (著), 仲島綾乃 (イラスト)
出版:2018年7月
長さ:224ページ
出版社:雷鳥社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、東証一部上場企業の戦略マーケティング部の統括責任者で数十名のスタッフと10以上のプロジェクトで累計100億円を超える金額を稼いだり、コンサルティング会社設立3年ですべての顧客の売上を上昇させた森本式マーケティング戦略を5つの原則にまとめて解説した本です。

「100人の村で84人に新商品を売る方法」というタイトルですが、半分以上はマーケティング理論と実社会の例です。最後の方で100人の村で84人に新商品を売るストーリーが展開されます。

【このような方におすすめ】
・マーケティングを実社会で活かしたい方
・売れない商品に悩んでいる方
・小さな会社や個人でも通用する戦略を探している方
・理論より現場重視の考え方を求めている方
・顧客の本当の欲求を知りたい方
・売上を仕組みで安定させたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、エルブレーントラスト株式会社の代表取締役です。

読売新聞、日経産業新聞、フジサンケイビジネスアイなどの大手マスコミに取り上げられ、全国の商工会議所や生産性本部、国立大学法人などで講演。

本書を読むと、ひとつひとつのマーケティング手法で効果を引き出すために、本当にみるべきことに目を向けることができるようになります。

本書から学んだこと

・お客様が商品を購入しにきたとき、「その人が本当にほしいものはなにか?」を知ることがマーケティングの一歩。なぜなら、すべての商品はお客様の問題解決のためにあるから。

・「なぜ他社からではなく、当社から購入いただけたのですか?」と聞くと差別化ポイントがみえてくる。

・お客様は、問題を解決するときに「特別な体験」ができることを望んでいる。

・なぜ、オーバースペックが失敗するのかというと、お客様が求めているのは高機能ではなく、問題が解決できることだからです。オーバースペックは、使いこなせない、わからないという新たな問題を創り出す。

その他、本書では「人が商品を購入する理由とは」「どうすれば、商品は売れるのか」「他社との差別化はどうするか」「イノベーター理論」など学ぶことができます。

評価

  • おすすめ・・・★★★☆☆(マーケティング初心者向け)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★★☆☆
「顧客がほしいのは、ドリルではなく穴」「弱みを逆転した強みは、本当の強みになる」など、マーケティングの真意(本当は伝えたいこと)が理解できるので、マーケティングの効果を引き出すことができるようになる本です。
 
中級者や上級者は、マーケティング業界でよくある例をみるかもしれませんが、初心者が成果をあげるためには要点だけまとめられており、最短で成果をあげられる可能性があります。

名言

  • 弱みは強みに逆転できる。弱みを逆転して生まれた強みは、差別化された最強の強みだ P7

さいごに

特になし

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