2025/06/20 (更新日:2025/06/20)
[図解]営業成績が上がる「一冊一顧客」ノート術
- 誰でもできることを誰もできないレベルでやるを体現!
[図解]営業成績が上がる「一冊一顧客」ノート術
著者:中村 信仁
出版:2012年7月
長さ:223ページ
出版社:PHP研究所
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、顧客の信頼を獲得して、営業をスムーズに進めるために1冊のノートに顧客の情報を記録する本です。
ただ、本書ではノートのノウハウとは別に営業ノウハウや考え方が書かれてますが、大変素晴らしく勉強になります。
戻りまして、本書のタイトル「一冊一顧客」をみて、「一人の顧客にそんなに時間をかけなくても・・・。」「顧客は、数ヶ月か数年で関係がなくなるのに。」と思うことでしょう。
しかし、本書を読み終えた頃には、記録しているからこそ、顧客は「自分のことをそんなに覚えてくれているのか。」と感動して、数年、数十年の付き合いにかわります。
人は、大切にされている人と付き合いたいものです。
【このような方におすすめ】
・営業の成果が伸び悩んでいる
・顧客と信頼関係を築けずに困っている
・ノルマに追われ、営業が苦しく感じている
・目の前の顧客を長く付き合う関係にしたい
・差別化できる営業スタイルを探している
・売るより、喜ばれる営業をしたいと感じている
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、株式会社アイスブレイク代表取締役です。
外資系フルコミで日本と海外を行き来して、世界142カ国の支店で200年以上の歴史を持つ外資系営業会社で、入社初年度から2年間連続世界トップ・テンに!その後、営業の塾を全国で開催したり、多数の著書を執筆されてます。
本書を読むと、一人の顧客を大切にするべきという気持ちを思い出しつつ、契約にコミットした営業ノウハウを学ぶことができます。
本書から学んだこと
著者の営業では、ワンタイム・クロージングをされてました。
ワンタイム・クロージングとは、初回の商談で契約を決めきる営業手法のことです。一度きりの機会で成約に持ち込むクロージング技術を指します。
そのとき、著者が従っていたルールがこちらで文章は少し編集してます。
- 【ルール】
①毎日5アポを用意する
②毎日3人にプレゼンする
③一人に2時間以上の時間を取らない
④1日一人から必ず「イエス」をいただく
⑤イエス・ノーに関係なく全員から3人の紹介をいただく
毎日、5つを実践されていたということです。これだけ行えば、世界トップ10に入る理由がわかります。
「1冊1顧客ノート」は、商談前に確認して、商談中にメモして、商談後にメモをノートに記録します。
たとえば、家族の体調や最近の悩み、勧めた本の感想などを話題にすることで、「自分のことをちゃんと覚えてくれている」と顧客は感じ、深い信頼につながります。
また、本書ではおすすめのノート、ペン、ノートの書き方が紹介されており、ご縁のきっかけや日記のようにその方と話したことや目的など、詳しい情報が記されてます。
評価
- おすすめ・・・★★★★★(営業ノウハウ・「1冊1顧客ノート」も素晴らしい!)
読みやすさ・・★★★★★
学び・・・・・★★★★☆(学びになるし、成果にもなる!)
実は、私も創業当時はやってました。一人一人の話したことや大切にされていることなどを記録して、お話の前に見返してました。
5年、10年経ち、創業から続けてくださっている方もいれば、入れ替わり立ち代わりしていくなかで、記録をやめていきました。
本書は、その大切さを思い出させてくれた一冊でもあり、著者の営業の5つのルールにもありますが、コミット感が素晴らしいです。
さいごに
- 素直に勝る成長なし P4
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