2025/05/25 (更新日:2025/05/25)
なぜ、オンリーワンを目指してはいけないのか?
なぜ、オンリーワンを目指してはいけないのか?
著者:小宮 一慶
出版:2006年11月
長さ:240ページ
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、うまくいっている会社と、うまくいっていない会社で行われている55の常識が紹介された本です。
なぜ、常識を紹介する本なのか?と思うかもしれませんが、常識は日常生活や仕事をするうえで、土台となる考え方です。
土台が正しければ、素晴らしい成果を産み出します。しかし、土台となる方向性が間違っていれば、いくら努力をしてもうまくいくことはありません。
本書では、お客の心をつかむためにどのような常識を持つべきかマーケティングの本質的から紹介されてます。
【このような方におすすめ】
・がんばっているのに成果が出ず悩んでいる方
・会社の方向性にモヤモヤを感じている方
・マーケティングの原理原則を学び直したい方
・差別化に限界を感じている方
・独自性を出すほど空回りしてしまう方
・経営や組織に「当たり前のズレ」を感じる方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、マーケティングをするときに本当は何を大切にするべきであったかに気づきます。
本書から学んだこと
本書では、うまくいく会社とうまくいかない会社のマーケティング、戦略、ファイナンスなどのビジネスで持つべき土台となる考え方(常識)が紹介されてます。
本書で学びになった常識の違いを一覧にさせていただきました。
- ・目標よりも目的
・従業員満足どよりもお客様満足度
・オンリーワンよりもナンバーワン
・新規顧客開拓よりも既存のお客さま
・コンピュータよりもハート
・満足よりも感動
・価格よりもサービスで勝負
・マーケティングよりも心理学
上記をご覧のとおり、本質的な顧客視点からどういう常識を持つべきか解説されてます。
本書の中では、他にも未来を読むことはできなくても、過去を勉強することで未来を予測できるようになることや、普通に働いているときは給料についていくが、会社が厳しいときはビジョンや志についていくことなど、とにかく本質的な視点からビジネスを解説されてます。
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(とにかく本質にフォーカスされた本)
読みやすさ・・★★★★★
学び・・・・・★★★☆☆
本書は、有益な情報を与えて学びになるというよりも、本質的な本です。
また、ビジネスをつづけていくことが難しいコンサルティング業界で2025年でも事業継続されているようです。そのことからも、目の前のことにとらわれず、本質をみられた結果なのではないかと思います。
名言
さいごに
著者の「本質」を題材にした本があれば読んでみたいです。
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