2025/05/07 (更新日:2025/05/07)

依頼が絶えないコンサルタントになるターゲティング出版戦略

超有益

  • 出版を武器に、新規顧客と信頼を生む戦略書

依頼が絶えないコンサルタントになるターゲティング出版戦略
著者:五藤万晶 (著), 発行:エベレスト出版 発売:星雲社 (その他)
出版:2020年8月
長さ:224ページ
出版社:エベレスト出版

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、コンサルタント向けに依頼につながるターゲッティング出版戦略を解説した本です。

わかりやすくいうと、出版でコンサル依頼につなげるための本です。

結論からいうと、本書は超有益です。出版プロデューサーが書いた本といえば、興味付けの営業本が多い中で本書は出版事情、出版社や編集者の本音、出版から依頼につなげるまでの具体的な流れなどが書かれてます。

本書は、出版から4年が経ちますが中古価格がなかなか下がらない本です。それほどの有益さを感じます。

【このような方におすすめ】
・本を出版して自身のブランド力を高めたい方
・出版を通じて新たな顧客層にアプローチしたい方
・コンサルタントとしての信頼性を強化したい方
・専門知識を体系化して広く情報発信したい方
・業界内での権威を確立し、他との差別化を図りたい方
・出版をきっかけに安定したコンサル依頼を増やしたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、出版プロデュースを通じて、コンサルタント専門のアドバイス業をされており、20年以上にわたり経営者向けに専門書や企画や編集されて、300人以上に指導されました。

その中には、年収3000万円を入口に5000万円、1億円超えの方も輩出されてます。株式会社ドラゴンコンサルティングの代表取締役社長です。

本書を読むと、コンサルタントは最適な出版戦略を検討でき、コンサル以外の方にも出版事情がよく学べる本となってます。

本書から学んだこと

「売れる本を出せば依頼がたくさん来る」はずが、10万部以上も触れたのに依頼がまったくこなかったり、経営者向けのコンサルティングをしているのに相談に来るのは社員研修であったりします。

コンサルタントの出版目的は、「本を出すこと」や「本が売れること」ではなく、依頼が増えることです。

1章では、出版目的について詳しく言及されてます。著者の経験上、目的が不明確で出版されると失敗確率が上がるからということです。

まず、本が出たあとにやりがちなことは「待ちぼうけ」です。出版してから新規の依頼がかってに来るわけではなく、セミナーなどのアクションを起こすことで売れた本から新規の契約が取れるのです。

そして、出版を依頼につなげるために出版する本は見込み客を集める題材から始まります。単発ではなく長期計画による成功を目指して出版が進みます。

自分のビジネスの未来の戦略を見定めて、本を書いたときに本の力を活かすことができます。

評価

  • おすすめ・・・★★★★☆(初めておすすめできる出版本)
    読みやすさ・・★★★★★(ふむふむ!と読み進められる)
    学び・・・・・★★★★★(どこを読んでも学びしかない)

本書は、出版に関する本で初めて人におすすめしたいと思えた本です。

コンサルタント専門で出版されているだけあり、出版業界を的確に分析されてます。

本書の中で特におすすめなのは、著者が考える出版でやってはいけないことです。

初回の出版で必ずしそうな失敗を事前に教えてくれてます。これだけでも、本書を買う価値があります。

さいごに

出版プロデューサーが書いた出版に関する本で初めて学びになる本に出合えました。

このような著者に本の出版のお手伝いをお願いしたいです。

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