2025/05/01 (更新日:2025/05/01)
[図解]フリーのからくり
[図解]フリーのからくり
著者:キーワード101 (編集)
出版:2010年6月
長さ:221ページ
出版社:光文社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、無料で提供される59のビジネスモデルの仕組みを解説した一冊です。
「フリー」という概念は、2009年にクリス・アンダーソンの著書『FREE: The Future of a Radical Price(フリー:〈無料〉からお金を生みだす新戦略)』によって広まり、多くのビジネスに取り入れられるようになりました。
本書では、その流行の背景から、私たちの日常生活にどのような「フリー」が存在するのかを詳しく解説しています。
ただ、現代では無料が当たり前になっているため、「どうして無料で提供できるの?」と疑問に思う人以外にとっては、新たな学びは少ないかもしれません。
【このような方におすすめ】
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、知ってることの方が多いかも。
本書の内容
フリーには、いくつかの種類があります。
- フリーミアムモデル:基本的なサービスは無料で提供し、高度な機能や追加サービスを有料にする。
広告モデル:無料で提供し、多くのユーザーを集め、広告収入で利益を得る。
交差補助モデル:一部の製品・サービスを無料で提供し、別の製品で利益を出す。
ゼロ辺際費用モデル:デジタル商品は追加コストがほぼゼロのため、無料提供が可能。
ギフト経済モデル:無料提供で信頼やブランド力を高め、他の形で利益を得る。
本書では、これらの具体的な事例も紹介されています。
たとえば、マクドナルドがコーヒーを無料で提供し、新規顧客を集める施策や、ゲームを無料で配信し、アイテム課金で収益を上げるモデルなど、59の事例が紹介されてます。
評価
- おすすめ・・・☆☆☆☆☆
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・☆☆☆☆☆
当時、「初回限定で無料セミナー音声をCDでプレゼント」がバカ売れするほど、無料は画期的な方法でしたが、現代では無料があたりまえになっているので、消費者も裏に何があって無料であるのかを知っているので、本書から学びはないかもしれません。
本書が情報誌のようにそのときのトレンド情報的であり、15年も経ってしまっているからかもしれません。
さいごに
特になし
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