2025/03/26 (更新日:2025/03/26)

マーケティングとは「組織革命」である。

書評, 良書

  • 最強の武器は、人の「意志」だった!

マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド
著者:森岡 毅
出版:2018年5月
長さ:352ページ
出版社:日経BP

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、企業にとって最強の資源である「人の力」を引き出し、組織を根本から活かす方法を紹介した本です。

金、物、情報、時間。世の中にあるあらゆる資源を使いこなせるのは、ほかでもない「人」です。同じ志を持った人々が集まってこそ、企業は動き出します。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のV字回復を成功させた著者は、その後、少数精鋭のマーケティング集団「株式会社 刀」を立ち上げ、日本の再活性化という挑戦を続けています。

「人よりもマーケティングノウハウのほうが重要なのでは?」と感じる方もいるかもしれません。ですが、そのノウハウを実行するのは、最終的には“人”であり、“組織”です。

組織に力がなければ、どれほど優れたノウハウも活かされず、不完全なかたちで市場に出てしまうのです。

本書では、企業が真に成長するために欠かせない「人の力」とは何かを、人間の本質から深く掘り下げていきます。

【このような方におすすめ】
・組織の中で、人がなかなか動かないと感じている方
・ノウハウはあるのに、成果につながらない理由がわからない方
・企業の未来は「人」にかかっていると信じている方
・チームをもっと一体感のある集団に育てたいと願う方
・数字や仕組みだけでは動かせない“組織の本質”に向き合いたい方
・USJのV字回復の裏にある「人の力」に心を動かされた方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者の森岡毅氏は、1996年にP&G入社。日本ヴィダルサスーンのブランドマネージャー、P&G世界本社で北米パンテーンのブランドマネージャー、ウエラジャパン副代表などの要職を歴任。2010年にユー・エス・ジェイ入社。USJを数年で再建。

株式会社 刀を設立。「マーケティングとエンターテイメントで日本を元気に!」の大義を掲げ、マーケティングの支援をされて多大な実績を上げられてます。沖縄のテーマパーク「JUNGLIA」の2025年のオープンにも取り組まれてます。

本書を読むと、マーケティングプランを実行する力強い組織をつくり、日本に貢献するという大義を持って組織を運営することができるようになります。

本書の内容

人間の本質的な心理から考えた、組織とマーケティングの新しい関係

マーケティングには、人の心を動かし、行動を変える力があります。
それは、消費者に向けられるだけでなく、企業内部。つまり組織そのものにもあてはまるものです。

本書が語るのは、「マーケティングとは組織改革である」という強いメッセージがあります。

人の力を引き出し、60点のパフォーマンスを90点にまで高める。
その実現には、熱量ある組織、そして心理に根ざしたアプローチが必要不可欠です。

本書から学びを得た3つのマーケティング×組織論の視点

組織の熱量を高める――人が動きたくなる仕組みをつくる
成果を生み出すマーケティングには、個々の「やる気」と「動機」が欠かせません。
本書では、人間の心理に寄り添いながら、内側からエネルギーを生む組織のつくり方を伝えています。

社内にも“マーケティング”する――人の心を動かすのは社内も同じ
社内にいるメンバーも、実は「お客さま」と同じです。
彼らが本気で動き出すには、想いを伝え、意味を届け、信じてもらうプロセスが必要なのです。

ボトルネックは組織で壊す――動けない原因を見つけ、すぐに動く文化へ
マーケティング活動の失速は、いつも「動けない組織」から始まります。
問題は外にあるのではなく、内にある。

だからこそ、ボトルネックを発見し、すぐに対処できる組織体制を築くことが重要です。

本書では、次のような問いにも向き合います
  • ・組織に変革をもたらそうとするとき、なぜ人は変わることができないのか?
    ・人の強みを引き出すための評価システムとは?
    ・計画よりも「実行」が難しい理由とは?
    ・最大の成果を生むために、組織に必要な条件とは?

変化の激しい市場で生き残るために、企業はただの「組織」ではなく、
しなやかで、熱量があり、すぐに動ける“人の集合体”でなければなりません。

マーケティングの本質を見つめ直し、組織の奥深くにある「人間の心理」からアプローチするこの一冊は、単なるビジネス書ではなく、あなたの組織を生まれ変わらせる“羅針盤”になるはずです。

評価

  • おすすめ・・・★★★★★(組織の方だけでなく、個人にもおすすめ)
    読みやすさ・・★★★★★
    学び・・・・・★★★★★(高い意識レベルで組織をつくれる)

マーケティングは、組織そのものを変える力がある。

「人間の本質」から組織を見直すという、圧倒的にリアルで実践的な本です

どれだけ優れた戦略があっても、組織が動かなければ意味がありません。でも、人は本能として「変化」を避け、「現状維持」に安心してしまう生き物です。

この構造に切り込み、「どうすれば人が動くのか」を徹底して掘り下げているのが本書のすごさです。

管理職であろうと新入社員であろうと、誰もが“変化の起点”になれます

組織の中で「提案が通らない」と嘆くのではなく、相手のメリットを理解し、社内に対してもマーケティングの視点を持つことで、風向きが変わる瞬間をつくれます。

著者の経験と熱量がページを通して伝わってきて、読後には「よし、やってみよう」と自然に背中が押されている自分がいました。

組織に悩むすべての人、そして“人を動かす”立場にいる人にこそ、手にとってほしい本です。何度でも読み返したくなる、“問い”と“答え”が詰まった本質的な一冊です。

名言

  • 組織とは「一人一人の能力を引き上げる装置」 P26
    組織力とは、個人技とシステム(仕組み)の掛け算 P28

さいごに

人間についても、組織についても本質的です。

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