2024/10/06 (更新日:2024/10/06)
やりたい事をすべてやる方法
- 須藤元気さんは、マーケッターですね。笑
やりたい事をすべてやる方法
著者:須藤 元気
出版:2013年4月
長さ:177ページ
出版社:幻冬舎
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、芸能人による自己啓発本ではなく、格闘技やダンス、執筆活動においてマーケティング思考を応用するための一冊です。
注目を浴びることに長けている須藤元気氏が上手やおもしろくやったり、競争したり、どのポジションで戦うべきかなど、仕事を長く続けるうえで人としての生き方が紹介されてます。
実は、本書を当ブログで紹介する目的で買ったわけではありませんでした。
「やることリスト」ではなく、「やりたいことリスト」をつくるという考え方に惹かれ、この本を手に取りました。
しかし、読んでみると、すべてがマーケティング思考で展開されており、その視点で活動されていたのです。
- 「人は理屈では動かない」
「人が動くときには二つの理由しかない。一つは利益。もう一つが感動」 P3
では、どうやって人に感動を与えて、人の心を動かして、行動させるのか?格闘技パフォーマンスで大成功をおさめた著者の考え方を身に着けましょう。
【このような方におすすめ】
・実践的マーケティング思考を身につけたい方
・芸能のマーケティング成功事例を見てみたい方
・マーケティングと実践がうまくつながらない方
・イマイチ客の呼び方がわからない方
・マーケティング活動が長続きしない方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、総合格闘技で「変幻自在のトリックスター」のニックネームがつき一世を風味しました。引退後は、執筆をしており『風の谷のあの人と結婚する方法』は19万部を超えるべストセラーになるなど、多彩な才能を発揮しました。その後もロボットダンスでバズったり、政治の世界でも当選したり、Youtubeチャンネルも人気だったり。
著者の生き方をみていると、マーケティングの能力があるため、なにをやってもうまくいっているように見受けられます。
本書を読むと、須藤元気氏がなぜ芸能活動で成功をおさめ、その後もまったく違う仕事をやりつつも、うまくいっているのかがよくわかります。
本書の内容
普通の格闘家は、格闘技の試合に出て、テレビ中継されるとなれば、勝つことが目標になります。
しかし、著者はテレビの視聴率を考えていたので、格闘技で勝つことはもちろん、派手な入場パフォーマンスやトリッキーな戦い方でエンターテインメントの世界で戦っていたのです。
「強いから客が呼べる」というわけではありません。「上手い」や「強い」というのを超えた「華」が必要だということを知っていたのです。
- 「その人に華があると、人は集まってくる」 P17
職人気質で良い物をつくろうとするだけでなく、全体の局面を意識することで本当の意味で客を呼ぶということができるようになるのです。
評価
本書では、マーケティング思考で市場を客観的にみた話は繰り広げられています。
前半は、完全にマーケティングベースの話です。さすが、芸能界でうまくいかれていただけあり、とても勉強になります。
後半は、マーケティングや仕事をするうえでうまくいったり、継続するための自己啓発ノウハウが紹介されてます。
たとえば、「やりたいこと」を仕事にしたとしても、「期限」がうまれることで「やらなければならないこと」に変わり、苦痛となり、「やりたいこと」でなくなってしまうのです。
それでも、売上を経てなければならないので仕事やマーケティング活動をやめるわけにはいきません。
どうやったら、継続していけるのか?本書の自己啓発は役に立ちます。
さいごに
マーケティング思考法ができる方は、なにをしても強いですね。
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