2024/10/04 (更新日:2024/10/04)
文章は、「転」。<自分の言葉>で書く技術
- 感性を鍛える文章術とは!?
文章は、「転」。<自分の言葉>で書く技術
著者:近藤 康太郎
出版:2024年9月
長さ:252ページ
出版社:フォレスト出版
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
素晴らしいのひとこと。
本書は、起承転結の転で新しいAI時代を生き残る文章術の本です。
起承転結の転とは、なにかが起こったときに自分がどう感じて、なにを考えたかということを書きます。
たとえば、本を読んで「よかった!」「楽しかった!」「感動した!」ということです。
そのような感想は、自分自身から湧き出るため、生き方が反映されます。
「どう生きてきたか」が転で問われるのです。
では、どうしたら、素晴らしい「転」を書くことができるのか?本書では、「言葉」と「感性」を鍛えることだと教えられます。
【このような方におすすめ】
・どの文章術の本も同じ方法論で飽きた方
・今までとは毛色の違う文章が書きたい方
・AI時代に自分が必要なくなるか不安な方
・今までにない文章術の鍛え方をしたい方
・起承転結をしっかりと学びなおしたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、作家であり、百姓や猟師をされたり、文章術の塾長でもあります。
「三行で撃つ 〈善く、生きるための文章塾〉・百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術」の名作の他にも多数の人気著作があります。
本書を読むと、感性が鍛えられたり、鍛え方がわかり、今までと違う方法で文章力があがります。
本書の内容
文章のなかで最も良し悪しを左右するのはなにか?
起承転結の「転」です。
「転」では、自らが感じたことや考えたことを書きます。感じたことや考えたことから発信されたものには、人間性が浮かび上がります。
そして、AIは「転」を書くことができないということです。
AIは、人々が入力した文章を学習して成長します。自ら動いて出来事を感じ取ったり、考えたりすることができないため、「転」はAIに対抗する唯一の武器でもあります。
では、素晴らしい「転」を書くためにはどうしたらよいのか?文章力を鍛えるということです。
本書では、「転」を書くための文章の鍛え方が紹介されてます。
それは、「言葉」と「感性」です。
「言葉」の鍛え方は、言葉選び、文章の書き方など「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」で紹介されました。
本書では、「感性」を磨くことについて書かれてます。
評価
「読んでいて楽しい!」
まず、文章術の本で感性に行く切り口が素晴らしいです。また、言葉と感性で言葉について、「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」で語られているというつながり。
「三行で撃つ」と「百冊で耕す」は、アウトプットとインプットの本で本書では「言葉」と「感性」というつながり方がうますぎて感動しました。
本書のなかでも、言葉のバリュエーションの高さから著者の感性の高さを感じられます。た、名文を引用して解説してくれており、読んでいるだけで感性が鍛えられる感じがします。
良書です!
名言
- 人生を楽しくするには、方法はひとつしかない。感性を磨くこと。全感覚で世界を受け止めることだ P9
まずは、「感じ」なければ、言葉に「移す」こともできない P4
世界を変えるのは答えではないです。説いこそが、世界を変える P22
さいごに
本書で感性を鍛えて、文章力をあげるという新しい学びをえてみてください。
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