2024/08/31 (更新日:2024/08/31)
危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング
- 信者は、なぜ熱狂するのか?
危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング
著者:雨宮純
出版:2024年8月
長さ:240ページ
出版社:ぱる出版
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
なぜ、人は指導者に心酔し、教義に従い、一致団結して、熱狂しながらお金や労働力を提供してしまうのか?
本書は、カルト・マーケティングがどのようにして行われるのかを解説した本です。
結論からいうと、かなり詳しい本です。カルトに限らず、一般の教会例や、海外の教会の統計数値、教会のマーケティングに関わる洋書まで紹介されてます。
「怪しい人」が書いた「怪しい本」とみせかけて、宗教や教会、カルトに関わる事例多数のマーケティング本です。
【このような方におすすめ】
・団体に熱狂したことがある方
・顧客を熱狂的なファンにしたい方
・陰謀論やカルトが好きな方
・海外の教会マーケティング事情を知りたい方
・宗教の勧誘やマーケティング活動をされている方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、世の中で「怪しい」といわれるビジネスや団体に調査や取材をして、記事や動画にされている方です。
本書を読むと、カルトを中心に世界の宗教とマーケティングの成り立ちを知ることができます。
本書の内容
本書では、「一般の教会がどのようなマーケティングをしているのか?」「カルト宗教は、新規を集めるマーケティングと既存を熱狂させるブランディングをどのようにとっているのか?」が解説されてます。
教会のマーケティングとカルト団体のマーケティングを先に解説します。
- 教会マーケティング:宗教を伝導するためのマーケティング
カルト・マーケティング:ひとつしかみえなくなり熱狂を引き起こすマーケティング
カルト・ブランディング:カルト教会に心酔して、熱狂的なカルト信者になる
カルト・ブランディングは、ブランドを信じて購入します。高い成約率を誇り、価格に糸目をつけません。
では、このようなことがどうして、起こるのか?多数の事例や統計数字をもとに本書で解説されてます。
評価
タイトルも帯もすごく惹かれることがありますが、「良識ある人以外、絶対に読まないでください。」という言葉ではもったいないほど、カルト・マーケティングについて、事例や深い知識が紹介されてます。
著者が陰謀論に関して、一般の陰謀論者を超えた詳しい知識を持っているからこそ、出てくるマーケティング事例が多くておもしろいです。
普通のマーケッターには、書けない本です。語彙も多彩であるため、陰謀論者が書いたマーケティング本というひとことでは収まらないほど、詳しいです。
さいごに
タイトルと表紙から手に取らざるおえません。笑
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