2024/06/26 (更新日:2024/06/26)
どんなビジネスを選べばいいかわからない君へ
- 【起業家向け】ポジショニングの自己啓発+戦略の本
どんなビジネスを選べばいいかわからない君へ
著者:村上 学
出版:2024年3月
長さ:224ページ
出版社:白夜書房
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、これから起業する方に向けて、二番煎じを究めて、業界のポジションを取り、一定の成功を収めるための本です。
Amazonランキングのマーケティング・セールス全般カテゴリーで発売から数ヶ月経ちますが、上位に位置している本です。
二番煎じは、戦略的にも優れており、個人的にもおすすめな手法です。
【このような方におすすめ】
・これから起業する方
・新規の集客ができない方
・新しいことをして失敗が続いてる方
・勉強しても一向に成果にならない方
・なにかをマネたることが得意な方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者については、IT 企業に関わっており、投資もされてますが、世界をバックパックで10周している方です。
本書を読むと、「人生の勝負をかけた起業!」から「堅実に成功する起業!」で成功できる道がみえてきます。
本書の内容
「起業」というと、ビジョンで夢をみて、壮大な計画のもと、今までにない革新的なことをやろうとします。
そのためには、膨大な費用とリスクを背負わなくてはなりません。もし、失敗したものなら、大きな損失を抱えて生きることになります。
本書では、そのようなコストやリスクを背負って生きる方法は推奨してません。小さくてもなぜかつづいているような企業は世の中にごまんといます。彼らの方法をモデルして、マネた方が成功確率も生存率も高くなるということです。
前半は、二番煎じの戦略を取ることで堅実なポジショニングができることを解説してます。ポジショニング戦略をする方向けの自己啓発というとわかりやすいかもしれません。
後半に二番煎じで企業が成功する具体的な方法論に入ります。まさにこれから起業する方には参考になります。
一番手のリスク
なぜ、本書で二番煎じを推奨するのか?というと、ゼロから物事を生み出すリスクとコストです。
失敗するかもしれない新しい挑戦をわざわざしなくても、誰かがやった成功事例をそのままやれば、平均以上にうまくいくということです。
名言
- 成功事例をマネる=二番煎じを究める P5
成功している誰かのやり方を、空いているほかの市場でやる P23
世の中には、経営のロジックを学んで成功している人と経営のロジックを学んでいないが成功している人の2通りの経営者がいる P220
さいごに
本書は、冒頭から2章まで起業家向けの自己啓発っぽいようで、二番煎じのポジショニングの取る心構えが書かれていて、その時点で著者がマーケティングや経営の熟練者であるとわかります。
4章から二番煎じのポジションの取り方に入ります。
マーケティング中級者以上の方には、あまり向きませんが、これから起業をする方、起業して経営がうまくいかない方には参考になる本です。
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