2024/01/08 (更新日:2024/01/15)

マンガでわかるWebマーケティング|村上 佳代 (著)・ソウ

書評

Webマーケティングを始めるときに読む本です。

>>【Amazon】マンガでわかるWebマーケティング Webマーケッター瞳の挑戦!|村上 佳代 (著)

「マンガでわかるWebマーケティング」は、Webマーケティングで集客に成功するまでの道のりを文章と漫画で解説した本です。本書でWebマーケティングの正しい理解やWebマーケティング活用で起業の成長が見込めます。

【このような方に最適です】
・Web担当者になったけど、集客方法がわからない
・Web集客はやっているけど基礎ができていない
・Webマーケティングのわかりやすい本を探している
・現場の成功や失敗の実例を知りたい

そのような方は、手にとって読んで見るとよいでしょう。では、早速「マンガでわかるWebマーケティング Webマーケッター瞳の挑戦!」をご紹介します。

本の全体像

「マンガでわかるWebマーケティング」は、文章とマンガの比率が1:1です。

  • ・文章で「マーケティングとは?」「Webとは?」という基本を解説してます。
    ・マンガで実践的な現場のストーリーが繰り広げられます。

本の始まりは、「マーケティングとは?」「Webとはなにか?」「Webとマーケティングを組み合わせたWebマーケティングとはなにか?」という基本的なところから解説してくれます。「でも、これぐらいの用語だったら、知ってますよ!」という方はこれらの用語はご存知でしょうか。

アクセス、成約率、CV、KPI、PDCA、LPO、CVR、SFA、CRM、DB

聞いたことがないものがあれば、基礎から勉強し直してみることはありですね。

マンガのクオリティが高い

マンガのストーリーがWebマーケッターのあるあるで構成されてます。マンガを読んでいると「こういうことあるなー。」と思ってしまいます。

ビジネス漫画の失敗作は、キャラクターがずっとマーケティングを解説して、イラストで理解を促すものです。しかし、「マンガでわかるWebマーケティング」は、ストーリーから疑似体験ができる素晴らしいマンガです。

マンガは、とんでも客とのストーリーで少し大げさに書かれていますが、実際の現場では「これはある!」と言いたいところが多々あります。特に後半は、ストーリーに引き込まれます。

本の特徴①成果を上げるためのマンガ

「アクセスと成約率を増やすこと。」「成約率の上がらないアクセスを増やしても意味がないこと。」「KPIやPDCAでウェブマーケティングを実践すること。」のように成果を上げるために知っておいた方がよいことが解説されてます。

ただ、知識としてマーケティングを知る学校教育のような本ではなく、現場のストーリーと実践で成果を上げるために知っておくべき基礎が書かれています。

本の特徴②2011年出版であること

結論から先に書くと、著者が大変優秀な方であるということです。

2011年出版であるため、悪い点は時間が経っているので古い情報があることです。しかし、2011年から長い年月が過ぎているにも関わらず、今でも8割以上が学びになる基礎が書かれています。これは、とんでもないことです。

3年、5年が経てば、使えないノウハウが出てきます。しかし、「マンガでわかるWebマーケティング」は5年後、10年語を見越していたのでしょう。これからWebマーケティングを始める方でも基礎を知れるようにできてます。

ここで2011年のお話をさせていただきます。

当時は、ホームページを持ち始めている企業が増え始めた時代です。新世代がネットで働き始めていました。新世代は、今でいうYoutuberのようなものです。今までビジネスをしたことないけれど、ネットビジネスを始めて成功した人たちです。ネットスキルはあるけれど、人間性がかけていたりします。10~20万円で作れるようなホームページをリースを組ませ、作るような詐欺的な仕事でお金を儲けをするような人が多かったのです。

今ではあたりまえかもしれませんが、そんな時代にこれだけまともな本を書かれている著者は大変優秀な人であったのではないかと思います。

特徴③マンガの現場の話がリアル

Webマーケティングの仕事あるあるでストーリーが展開されます。その中でチェックしないでミスが起こるストーリーがあります。これ、マジでWebあるあるです。デザインでもシステムでミスがあったまま出されることはよくあることです。

マンガは、かなり重要な点をまとめてくれています。すごくリアリティがあるものと思って大丈夫です。

良い点

KPIやPDCAのマーケティングの基礎から入りますが、教科書的な学んでも成果を上げられないといったものではありません。初心者向けに実践的な話がかかれています。

悪い点

完全なマンガ本ではありません。文章とマンガは、1:1なので入門書にしては読書の初心者にはきつい部分もあります。

2011年の出版であるため、SNSについては書かれていません。当時、SNS 集客は盛んではなく、出版された2011年あたりからFacebook集客が盛んになり始めたからです。

さいごに

10年以上前に書かれた本だと思うとかなりレベル高いです。

ウェブ担当になったとき、2、3回は読みながら仕事をすると覚えやすくて実践しやすいです。私は2010年からWeb集客の業界に入りました。2012年ではPDCAやKPIを知らなかったので、この本に出会えていればよかったと思いました。

>>【Amazon】マンガでわかるWebマーケティング Webマーケッター瞳の挑戦!|村上 佳代 (著)

おすすめ記事

おすすめ記事は現在ありません

オファー記事

おすすめ記事は現在ありません

TOP> > マンガでわかるWebマーケティング|村上 佳代 (著)・ソウ