2025/12/18 (更新日:2025/12/18)
日清食品をぶっつぶせ 自ら創造し、自ら破壊せよ
- 日清は偉大。
日清食品をぶっつぶせ 自ら創造し、自ら破壊せよ
著者:安藤徳隆 (著), 竹居智久 (著)
出版:2025年8月
長さ:240ページ
出版社:日経BP
>>Amazonで購入はコチラ
- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、ユニークなCMでマーケティングされたり、最適化栄養食という新規事業のイノベーションを起こされた日清食品の3代目社長について書かれた本です。
2004年、日清食品の創業者であり、祖父の安藤百福氏のカバン持ちを3年間務め、日清食品入社されました。
2008年に日清食品ホールディングス取締役・CMO 就任され、2015年に日清食品代表取締役社長に就任。
2016年から日清食品ホールディングス代表取締役副社長・COOとなり、日経ビジネスの「世界を動かす日本人50」に選出された方です。
本書のタイトルは、創造と破壊の決意表明ということです。
素晴らしい社長なので、私は会社が存続すると思います。
【このような方におすすめ】
・日清食品をよく食べている方
・ロングセラーに興味のある方
・老舗企業の壁を壊し進化させたい方
・自らの成功体験を破壊し次へ進む方
・常識を覆すマーケティングを仕掛けたい方
・創業者の魂を継ぎながら変革を起こす方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、日清の力のひみつがわかります。
本書から学んだこと
・1時間30分の会議で議題は約30件。1件あたり3分ほどで決めねばならない。
・年間300件の新商品を出している。
・試食会で16個の後半ともなればお腹いっぱいになるw
・チェーン店は、どうしても作り手が変わり味の違いがうまれてしまう。それによって、インスタントラーメンがいつも同じ味を出せるという強みに気づいた。
・カップカレーライスのリブランディングで本格的なカレーライスを目指さなかった。たくさんのレストランで本格カレーを出しているので、お菓子っぽいスナックカレーを目指した。
・本物に近づけるのではなく、ユニークさの実現をした。
名言
- 外部に出す表現について最後に責任を持つのは自分 P21
評価
- おすすめ・・・★★★★★(発想が違う。日清、偉大!)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆
「この方が社長なら安心した。」
本書を読んだ感想でした。
日清カップヌードルの立ち位置を理解したうえでの、商品開発が勉強になり過ぎる。
おいしくするために品質良くしたり、値段を上げたり、色々と考えてしまうところを、カップラーメンという枠から出ずにポジションを守る。素晴らしいです。
また、社長の展望など読んだあとに、思いめぐらせ、考えさせられる本です。
さいごに
サムライの甲冑を着ためっちゃサッカー上手いCMのことも書かれてて、なつかしいと思いました。
これは、おもしろいCMでした。
\この記事をシェアする/






