2025/12/01 (更新日:2025/12/01)
マルクスの資本論 見るだけノート
- 資本主義経済は、すべての富が商品化される。
資本主義とお金のしくみがゼロからわかる! マルクスの資本論 見るだけノート
著者:白井 聡
出版:2022年3月
長さ:191ページ
出版社:宝島社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
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本書は、マルクスの資本論を見るだけノートシリーズでわかりやすく解説された本です。
結論からいうと、超わかりやすくて、読んでいておもしろいです。
マルクスの資本論がなぜ現代で注目を集めるのかを本書を読むとわかりますが、まさに現代をかたどっているからです。
そして、岩波文庫で全9冊におよぶ資本論の重要な点が理解できるようになってます。
本編に入るまえに、見るだけノートはおすすめです。
【このような方におすすめ】
・マルクスの難解な資本論の要点を把握したい方
・現代社会の資本主義の構造を理解したい方
・「富が商品化される」経済の本質を知りたい方
・なぜ資本論が現代で注目されるのかを知りたい方
・資本主義とお金の仕組みをゼロから学びたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、資本論がわかり、現代で取るべき行動がみえてきます。
本書から学んだこと
・人の欲望を満たすことに値段がつけられる。
・自分の幸せのために働いてはいけない。人類のために働いて人間性が成長する。
・資本主義社会は、資本家に労働搾取される。結果として、過労死するほど働く社員、給与が安定しないアルバイトや契約社員、派遣、失業などの労働問題を抱える。
・自然環境も搾取され、環境が破壊される。
・資本家による吸収・合併で企業が淘汰され、資本がないと生存が厳しくなる。
・人の欲望を満たす商品には2つの価値がある。使用価値と交換価値。商品を消費することで欲望を満たす使用価値。商品の交換を持って価値をしるす交換価値。
・他人に有用であること。それが商品としての条件。
・労働者が最高の商品をつくったとき、対価以上の価値を生み出すことで余剰価値が産まれます。それが還元されるのは、結局のところ資本家にながれる。
・余剰価値は資本家に流れるということは、資本家は余剰価値をつくるために会社を経営する。それが、労働者の搾取構造となる。労働者の長時間労働につながる。
・資本を人格化したものが資本家
・機械は、労働単価を下げる。
名言
- 人間の外部にある対象で、人の何らかの欲望を満たすもの マルクス P21
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(見るだけノートのクオリティいつも高い!)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★★
資本論は、まさに現代の投資家や経営者と従業員やバイトとパートを表してます。
そして、見るだけノートシリーズは期待以上にわかりやすい!
やはり、何冊にもわたる難しい本は初心者向けのマンガや図解から入った方がよいですね。
資本論を読んだ感想は、「これは注目される!」です。
まさに、現代を言い表してます。陰謀論のような要素もありますが、経済という視点なのでなっとくできます。
さいごに
資本論、おもしろい。本編読みます。
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