2025/11/18 (更新日:2025/11/18)
マンガでやさしくわかるU理論
- 難解なU理論だから、マンガから始めよう。
マンガでやさしくわかるU理論
著者:中土井 僚 (著), 松尾 陽子 (その他)
出版:2015年9月
長さ:264ページ
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、U理論をマンガで解説した本です。
マンガだからわかりやすいかというと、そうでもありません。というのは、
それほどまでにU理論が難しいからです。だからこそ、600ページにもおよぶ「U理論 過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術」を読む前にマンガから始めると挫折する確率を減らせます。
U理論は、組織変革やイノベーションを生み出すプロセスを説明した理論です。
簡単にいうと、過去の成功体験や既成概念にとらわれず、未来から出現する可能性を探り、新しい行動を生み出すプロセスです。
U理論の核となるU字型のプロセスを、これを今までうまくいった方法に依存せず、顧客や市場に対する深い理解と、それに基づいた新しい価値創造のサイクルとして捉え直すことができます。
【このような方におすすめ】
・U理論のエッセンスを学びたい方
・過去の成功体験から脱却し変革を起こしたい方
・既成概念を超えた新しい行動を生み出したい方
・組織変革とイノベーションのプロセスを知りたい方
・未来から出現する可能性を探る思考法が欲しい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、うまくいっていなかった流れを変える方法がわかります。
本書から学んだこと
ダウンロード:過去の習慣や固定観念に縛られた状態で、物事を解釈すること。
シーイング:過去のフィルターを外し、対象をありのままに観察し、これまでの違いや矛盾を発見すること。
センシング:観察した対象や現場に深く入り込み、自己の視点を手放し、その「場」や「全体」が持っている声や感覚を共感的に感じ取ること。
プレゼンシング:センシングを通じて、まだ出現していない未来の可能性や、創造の源泉とつながり、あるべき未来のビジョンを「出現」させること。
マーケティングは、この流れで既存の商品や市場をみることで新たなイノベーションを起こすこととができる。
評価
- おすすめ・・・★★★☆☆(マンガと活字は5:5)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★★(U理論は素晴らしい!)
本書は、U理論をマンガで解説されてますが、活字半分で詳細な説明はすべて活字なので、文章を読みなれていない方にはきついです。
また、大枠はマンガでわかりますが、マンガにしてもU理論の理解に苦しみます。
それほどまでにU理論は、有益な方法でありながら、わかりづらいことがあります。
さいごに
U理論は、「過去の成功方法からの脱却!」をしたい方に。
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