2025/11/17 (更新日:2025/11/17)
KPIで必ず成果を出す目標達成の技術
- まるでKPIの上級コンサルティング!
KPIで必ず成果を出す目標達成の技術 計画をプロセスで管理する基本手順と実践ポイント
著者:大工舎 宏 (著), 井田 智絵 (著)
出版:2015年12月
長さ:192ページ
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、KPIを会社や組織で実践するための本です。
KPI( Key Performance Indicator:キー・パフォーマンス・インディケーター)の略で、日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。
最終目標(KGI)を達成するための中間的な目標やプロセスの達成度を定量的に(数値で)測るための指標です。
結論からいうと、かなり組織だった実践を目的としており、中・上級者向けKPI実践本です。
KPIを考えるうえで疑問に思うことは、目標達成ができる組織とそうでない組織があるのかです。
同じフレームワークで、同じタイミングで実行しても、同じ結果にならないのは根本的な違いがあるからです。
本書では、KPIを業績管理や評価の指標として、PDCAや重要性好要因(CSF)と組み合わせて、目標達成するためのKPIマネジメントについて解説されてます。
【このような方におすすめ】
・組織全体でKPIを実践する具体的な方法が欲しい方
・目標達成に繋がるKPIマネジメントの技術を学びたい方
・KPIを業績評価やPDCAと連携させて活用したい方
・KPI実践で成果の出る組織と出ない組織の違いを知りたい方
・重要成功要因(CSF)とKPIの組み合わせ方を理解したい方
・計画をプロセスで管理する上級コンサルティングを探している方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、KPIを組織で実践できます。かなり詳しいです。
本書から学んだこと
・意見よりデータを重視する。事実やデータのあとに経験やカンで判断する。
・目標を設定するとき、自社だけでなく3Cの視点が必要
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(中・上級者向けKPI実践本)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆(まるでKPIコンサルを受けているような本)
KPIの基本書を読んだあとに、本書を読むと実践の理解が深まり、事前にKPI実践の失敗を回避できる超有益な本です。
KPIの本のなかでも本書は論理的で会社に導入する前提で書かれています。ただ、文字数が多いので読書が苦手な方にはきついです。
本書一冊で、何十万のコンサルティング費用を払って得られる情報ではないかと思います。
ただのKPIを基本、導入、実践ではなく、組織としてどう、導入するのかについてかなり論じられてます。
さいごに
まとめると、本質的なKPIの運用方法について学べます。
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