2025/11/05 (更新日:2025/11/05)
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること
- 人口統計から将来に起こる未来=市場状況
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること
著者:河合 雅司
出版:2017年6月
長さ:208ページ
出版社:講談社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
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Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、人口統計から予測される2016年から2065年の人口減少による問題と対処法を紹介した本です。
出版から7年が経ち、すでに現実に起こっていることもあるので、マーケッターは将来の市場を知るためにも一読おすすめです。
【このような方におすすめ】
・人口減少が招く未来の市場状況を把握したい方
・2065年までの社会課題と対処法を知りたい方
・長期的な事業戦略の基礎となる予測データが欲しい方
・日本の人口統計からビジネスチャンスを見つけたい方
・将来の市場縮小を前提とした計画を立てたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、未来に起こる問題だけでなく、すでに起こっている問題の理由もわかります。
本書から学んだこと
・少子高齢化は、歯止めをかけられない。
・東京も含めたすべての都市で人口が減少する。
・人口減少はチャンス!という生産性向上のポジティブ論があるけれど、それができても人口減少の問題は解決されない。
・2017年に1億2600万人から減少し、3000年には人口2000人にまで到達する予測。
・人口減少で引き起こされる数々の問題をまとめて、本書では「静かなる有事」と呼ぶ。
・2016年で4人に1人が高齢者で、2065年には2.5人に1人まで割合が増える。高齢化に伴う孤独死が増え、無年金や低年金で貧しい年よりの増加、高齢者が増えるということは国立大学の定員割れで母校の消滅。IT技術者不足による技術維持ができなくなるなど、詳細な予測がたてられてます。
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(将来の市場を知れる)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆
人口統計では、人口減少にある日本はたくさんの課題を抱えてます。AIや生産性向上で対処しようとしても、根本的な人口減少の問題は解決されません。
人口が減るということは、市場が小さくなるということです。我々が思っている以上に深刻な状況であることがわかります。
これからの市場を知るためにマーケッターも経営者も一読おすすめです。
さいごに
ちまたでは、移民問題で騒がれてますが、なぜ政府は問題が起こっていても移民の拡大をしようとしているのか、本書を読むとわかります。
経済の縮小、取れる手がない。政治家は、頭を抱えているのだと、本書を読むとわかります。
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