2025/10/19 (更新日:2025/10/17)
コンセプトのつくり方
- 「正解」とは「いまの常識」に従っているだけのこと。 P26
コンセプトのつくり方
著者:山田壮夫
出版:2016年3月
長さ:144ページ
出版社:朝日新聞出版
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、電通の現役クリエーティブ・ディレクターが書かれたコンセプトのつくり方の本です。
いわば、クリエイティブな思考をするための「電通の発想法」といえるでしょう。強み、独自性、ブルーオーシャンの発見など、個人が競合に勝つために起こすイノベーションは、どのような論理で起こっているのか。
かなり、わかりやすくて、おもしろい解説がされてます。
事例は食べ物ばかりという。また、それがわかりやすかったりします。笑
【このような方におすすめ】
・常識を打ち破る斬新なコンセプトを生み出したい方
・独自の強みを活かしたイノベーションを起こしたい方
・競合に勝てるためのクリエイティブな思考法を学びたい方
・商品やサービスの本質を一言で表す軸を見つけたい方
・電通式の発想法に基づいた論理的なアイデア術が欲しい方
・レッドオーシャンから抜け出しブルーオーシャンを発見したい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、イノベーションの起こし方とその理論がわかります。
本書から学んだこと
・尾崎牛は、産地ではなく、生産者で売った。黒毛和牛のイノベを起こし、個人ブランドを確立した。
・我々は、新しいコンセプトをつくることで古い常識をくつがえし、イノベーションが起こります。
・常識をくつがえすコンセプトがイノベーションを起こす。
・正解という幻想
「正解」とは「いまの常識」に従っているだけのこと。 P26
客観的な正しさという強迫観念に支配されると社内は批評家だらけになり事業は前進しなくなる。
・他人がマネしたくならないのは常識から外れたこと。それは、新しい常識。
・課題は、ターゲットの気持ち。
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(とにかく、おもしろくて論理が勉強になる)
読みやすさ・・★★★★★
学び・・・・・★★★★☆(良書が次々に良書を紹介される)
本書は、イノベーションを起こすためのコンセプトづくりのつくり方が解説されてます。
解説がおもしろくて、あっという間に最後まで読んでしまいます。論理も勉強になります。
さいごに
本書で紹介される本がどれも良書ばかりでおどろきます。大変な読書家であることがわかります。
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