2025/10/03 (更新日:2025/10/03)

独断 宗次流 商いの基本

良書

  • 利益の少ない商売ならば、より一層「心」を込めよ P122

独断 宗次流 商いの基本
著者:宗次 德二
出版:2020年10月
長さ:232ページ
出版社:プレジデント社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、カレーのチェーン店であるCoCo壱の創業者の商いの考え方を紹介した本です。

経営者として、商いの基本を説かれており、結論からいうと、日本トップクラスのカレーチェーン店にまでなる理由がわかるほど、素晴らしい考え方が書かれてます。

【このような方におすすめ】
・チェーン店経営の成功哲学を学びたい方
・薄利な商売でも顧客に愛される秘訣を知りたい方
・創業者の強い哲学に基づいた経営の基本を学びたい方
・顧客満足を徹底的に追求するビジネスをしたい方
・飲食業界で成長し続けるための心構えを知りたい方
・規模の拡大と品質の両立に悩んでいる方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、カレーハウスCoCo壱番屋創業者です。1974年に喫茶店開業され、1978年にカレーハウスCoCo壱番屋創業。1982年株式会社壱番屋を設立し代表取締役社長に就任。

フランチャイズシステムを確立させ、国内外の店舗で1400店を超えられて、2005年5月に東証一部上場。1998年代表取締役会長、2002年役員退任。

CoCo壱のカレーは、本場のインドにカレーを逆輸入するほど、人気となってます。

本書を読むと、経営者として考えるべきマーケティングの在り方がわかります。

本書から学んだこと

本書の紹介は、著者の名言を書くことが最もわかりやすいため、一部、引用させていただきます。

条件が悪くても儲けを出すところに「商売の面白さ」がある P28

お客様が足を運びたくなるサービスで立地の悪さを挽回する P29

「基本の基本」を大事にすればすべてうまくいく P63

「いい店にしよう」と思うほど、問題は尽きることなく現れる P74

お客様のニーズに「きめ細かく」対応する P76

繁盛させたければ「お客様の声」に耳を傾けること P78

たまたま成功した結果は、後からの「失敗のタネ」になる P104

利益の少ない商売ならば、より一層「心」を込めよ P122

出血サービスをする前に「心のサービス」を徹底する P142

「スタッフの人気」でお客様に来ていただくような店にはしたくない P148

評価

  • おすすめ・・・★★★★☆(顧客を一番に考えた会社の在り方)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★★★☆(知識よりも心が学べる)

本書は、名言とその説明が書かれた本で読みやすいです。

すごいところは、本書で書かれている理念がCoCo壱のカレーで実践されていらっしゃることです。

CoCo壱は、よく行くのですがまさに書かれているとおり、顧客を大切にされており、サービスだけでなく、心もみているチェーン店という印象を受けてます。

また、味もおいしくて、オプションで多少値段がいっても気にならない。他によいお店がないときにあると安心する。

だいたい昼時でも入れて、「おいしいカレーを食べたい!」というニーズがうまく充してくれてるのです。

それでもって、創業者のこの考え方は素晴らしい。

さいごに

朝の早起きに説かれており、毎朝3時55分(さぁ、ゴーゴー)に起きて、集中して作業しているというのは、驚きました。朝早!

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