2025/10/02 (更新日:2025/10/02)
何者かになるための継続力 修業ゼロで予約困難店を作った寿司屋大将の思考法
- 「修行0日→開業50人待ち」「1年で8席→140席」
何者かになるための継続力 修業ゼロで予約困難店を作った寿司屋大将の思考法
著者:蛎田 一博
出版:2024年1月
長さ:288ページ
出版社:KADOKAWA
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、修行0日で予約をとれない寿司屋をつくった社長の考え方や集客の方法が紹介された本です。
著者は、証券会社や大手総合人材会社を経て起業され、32歳で寿司屋「有楽町かきだ」をオープン。
未経験にもかかわらず、初日から50人の長蛇の列ができ、10日過ぎても行列が絶えず、予約困難な寿司屋として、大きな話題を集めてます。
修行することがあたりまえである寿司業界で修行なしで、大繁盛店をつくるというイノベーションを起こしたため、メディアでもよく取り上げられてます。
カウンター8席の小さいお店は、たった1年で新宿を一望できる140席の高層ホテルにまで成長されました。
本書では、継続力をベースにした社長の考え方、集客について書かれてます。
【このような方におすすめ】
・経験ゼロの分野で成功を収めたい方
・業界の常識を打ち破るイノベーションを起こしたい方
・予約困難な状態を生み出す集客ノウハウを知りたい方
・小規模ビジネスを短期間で急成長させたい方
・圧倒的な継続力と行動力を身につけたい方
・ニッチな市場で大きな話題を作るマーケティング戦略を学びたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、業界の常識をくつがえすことが最も顧客のためになることを理解できます。
本書から学んだこと
・寿司屋をオープンする前日にYoutubeで「寿司の握り方」を検索して、動画で予習して開店。初日に来られたお客様に「寿司を握るのは今日が初めてです」と伝えた。
・継続力のコツはやめること。「これをやるぞ!」と決めてもすべてが続くわけではない。違うと思ったら、すぐに方向転換する。続けられると思ったことをする。
・何十年も修行する寿司業界で修行0日、技術がないからよいネタを安く食べられる、のイノベーションを起こした。
・海鮮丼をつくる社長として有名になり、店舗を持ち、初日はSNSの宣伝もあり長蛇の列で整理券配布までされ、海鮮丼は完売となりました。
・10日経っても行列が途絶えることなく、それ以降も途絶えないと確信を得た。
・「修行0日」は寿司の修行はしていないけれど、社会人としては働き始めてから修行していた。
名言
- 「見つける」「始める」「続けてみる」 P7
一番大切なのは目標設定ではなく、とにかくやってみることです。 P35
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(寿司業界のイノベーション)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆(修行常識のくつがえし:SNSの強さ)
運や楽しさだけでなく、思い立ったら実行されて、チャンスを次々に掴まれていることが素晴らしいです。
技術だけではなく、人間性で成功されていることがよくわかります。
さいごに
アベマで見たときに革新を起こされたのだと思って興味を持っておりましたが、本書で深く知れました。
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