2025/09/26 (更新日:2025/09/26)

自分のアタマで考えよう

良書

  • 知識は、他人の頭で考えたこと。
    思考は、自分の頭で考えること。

自分のアタマで考えよう
著者:ちきりん (著), 良知高行 (イラスト)
出版:2011年10月
長さ:264ページ
出版社:ダイヤモンド社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、大人気のブログを書かれるちきりん氏の「考え方の方法論」が書かれたクリティカル・シンキングの入門書です。

著者は、2005年3月に「ちきりんの日記」を始められ、3日目に1日の10アクセスとなり、「誰かが読んでくれている!」と喜ばれたそうです。

現在は、1日4万人で月間100〜150万ページビューを集められてます。ブロガーでは、大成功者です。

次々に良書を生み出されるきちりん氏の考え方の方法論は新たな知恵を与える良書です。

【このような方におすすめ】
・自分で考える力を根本から身につけたい方
・受け売りの知識から脱却したい方
・ロジカルな思考法や問題解決能力を上げたい方
・情報過多な時代に、本質を見抜く力を養いたい方
・ブログやSNSで説得力のある発信をしたい方
・アイデアや企画を生み出す思考プロセスを学びたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、一方的な情報から判断するのではなく、双方の情報で判断をしたり、それに対する適切な思考ができるようになる本です。

本書から学んだこと

・「考える」ことで答えの出ない悩みとなっているなら、まず知識を得る。知識が答えをつくる。

・データで高齢者が多いとしても、そこにはコアなファンがいる可能性があるので、大きな収益を見込める可能性が高い。

・一方的な片面だけの情報では、間違った判断をしやすい。ネガティブ(悲観的)な意見があっても、ポジティブ(楽観的)な意見が隠されていることがある。

・専門家ほど保守的になる。知識を入れれば入れるほど、「それはできない」と判断しやすくなる。しかし、思考力があるとそこから、斬新な意見を出す。ここが思考力の分かれ目。

・知識は、他の人の頭で考えたこと。思考は、自分の頭で考えること。

名言

  • 「知識」は過去!「思考」は未来! P18

    知識とは、「過去の事実の積み重ね」であり、思考とは、「未来に通用する論理の到達点」です P20

    「考える」とはインプットをアウトプットに変換すること P32

評価

  • おすすめ・・・★★★★☆(情報を多方からみた正確さが養われる)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★★★☆

まさに、現代の問題となっているマスメディアによるプロパガンダやSNSのフェイクニュースを正確に判断したり、自分の意見を持つきっかけとなる本です。

SNSや動画を見過ぎると、一方的な意見に左右されやすくなります。本書で双方の意見を取り入れたり、自分の頭で考えるきっかけがうまれます。

さいごに

ちきりん氏、良書を産み出しすぎです。

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