2025/09/03 (更新日:2025/09/03)
売れないものを売る ズラしの手法
- 「人」「場所」「時間」をずらして売れない商品をヒットさせる!
売れないものを売る ズラしの手法
著者:殿村 美樹
出版:2012年12月
長さ:224ページ
出版社:青春出版社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、売れない商品でも人、場所、時のいずれかを的確にずらしてヒット商品に変える本です。
たとえば、香川のさぬきうどんで売る人を観光客から地元客にずらしてヒットさせたり、佐世保バーガーを米軍基地から日本の住宅街に場所をずらしてヒット、「旬」という時間の限定性をつくったことで売れない商品がその時だけ売れるようになった「時」のずらしなど。
ずらし手法は、売れない商品または、売れていた商品の販路拡大に効果を発揮します。
【このような方におすすめ】
・既存の商品が伸び悩み、打開策を探している方
・市場や顧客層をズラす発想で新しい販路を開拓したい方
・地域資源やローカル商品をヒットさせたい方
・「時間」を利用した限定性マーケティングに関心がある方
・小さな工夫で大きな成果を出す仕組みを学びたい方
・売れない商品を戦略的に蘇らせたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、ヒットの糸口がみえます。
本書から学んだこと
・ずらし戦略の基本は、人、場所、時のどれかを変えることでヒットを生み出す。
・「あたりまえ」だとされることほどずらすと効果が高い。
・人をずらすとは、新たなターゲットを探すこと。
・ひこにゃんは、城好きな人から観光客をリードする女性に変えて成功。そのとき、「何のために売るのか」をよく考えること。
・過去に売れた経験があるほど、成功体験がじゃましてずらせない。
・ブームに合わせてずらす。
・場所は、同じ女性でも場所が変わると収入も買うものも変わる。
・レトロの喫茶店、昭和の街並みが流行るのは時をずらしているから。時代遅れにチャンスがある。
・ずらすことは新たな価値を生み出すということ。
名言
- 「売れない商品」ほど、あえて「旬」をつくるべきなのです。
なぜなら「いつもそこにある」「いつも使っている」ものほど、売るチャンスがないのですから。 P37
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(商品をヒットさせたい方に)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆
かなり実用的に商品をヒットさせる方法が書かれてます。
新商品開発や既存の商品で売れなくて困っているときや、過去に大当たりした商品が全然ヒットしなくなった方には新しい販路拡大ができます。
さいごに
新たなイノベ!
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