2025/09/01 (更新日:2025/09/01)
リードビジネス“打ち手”大全
リードビジネス“打ち手”大全 デジタルマーケで顧客を増やす 最強の戦略 86
著者:上島千鶴
出版:2018年5月
長さ:304ページ
出版社:インプレス
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、デジタルで見込み顧客(リード)を集めたり、徹底的な仕組み化で効果的な顧客化をはかるための本です。
マーケティングのリードとは、将来顧客になる可能性を持つ見込み客 のことです。
商品やサービスに興味を示した人、問い合わせをしてきた人、資料請求した人、展示会で名刺を交換した人、セミナーに参加した人、Webサイトで会員登録をした人など、まだ購入には至っていないけれど、接点が生まれた潜在顧客 を「リード」と呼びます。
本書でいう「リードビジネス」とは、 見込み顧客(リード)を獲得し、育成し、契約や売上につなげていくビジネスモデルや取り組み全般 を指します。
本書では、それらの取り組みが86の戦略で紹介されてます。
【このような方におすすめ】
・見込み客を効率的に集めたい方
・リードを顧客に変える仕組みを確立したい方
・名刺や顧客リストを活用して成果につなげたい方
・マーケティングと営業の連携を強化したい方
・デジタルを活用した新規開拓を進めたい方
・適切なスコアリングを実務で学びたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、デジタル×ビジネスコンサルタントでNexal,Inc.代表取締役で法人営業デジタル化協会代表理事です。
大手中心に200事業体以上の実績を持ち、日本経済新聞、日経BP、宣伝会議など講演や執筆実績多数。
本書を読むと、ビジネスに最適な集客、教育、仕組み化ができるようになります。
本書から学んだこと
・リードは、獲得と管理、育成、判定、営業と成約、拡大の5段階があります。
獲得と管理では、広告や展示会、Webなどを通じて見込み客の情報を集め整理することで、営業やマーケティングが活用できる基盤が整います。育成では、メールやコンテンツを通じて信頼を高めることで、購買意欲が少しずつ引き出されます。判定では、見込み客の温度感や条件を見極めることで、営業が効率的にアプローチできる対象が明確になります。営業と成約では、商談を進めることで契約が成立し、実際の売上が生まれます。最後の拡大では、既存顧客との関係を深めることで、リピートや紹介につながり、売上がさらに広がります。
・消費者との関係性が資産になる。また、消費者との関係性を価値として提供もできる。
・顧客との「接点の地図」をつくること。全体像が把握でき足りないマーケティングに気づける。
・二次獲得、三次獲得で情報に深さをつける。一時リードで、名前とメールアドレスなら、二次リードで名前とメールアドレスと住所、三次リードで名前、メールアドレス、電話番号、職業等。
一次リードでニックネームをつけていた人は二次リードで本名を入れたり、三次リードで具体的な個人情報が手に入ります。
評価
- おすすめ・・・★★★☆☆
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆
リード(見込み客)の集め方、教育で顧客にしたり、売上や契約にするための顧客のスコアリングなど、「顧客を増やす」という問題に向き合った本です。
さいごに
ウェブやっている人でも2~3割は勉強になります。これは、割合として多いので有益な本です。
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