2025/08/27 (更新日:2025/08/27)
エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール
エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール
著者:今瀧健登
出版:2023年6月
長さ:240ページ
出版社:クロスメディア・パブリッシング
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、SNSネイティブのZ世代から全世代に広げるキーワード「エモ消費」を学ぶ本です。
エモ消費のエモとは、英語の「emotional(感情的な)」を略した若者文化から生まれたスラング的な表現です。エモは、「感情を揺さぶられる」「心に刺さる」「泣ける・胸が熱くなる」といったニュアンスです。音楽や映画、ファッションなどで「エモい」という言葉が広まり、そこから派生して使われるようになりました。
エモ消費とは、その「エモい」感情体験を求めてお金を使う消費行動を指します。機能性や価格の合理性よりも、「心が動かされるかどうか」を基準に選択・購入するスタイルとなるのです。
ひとことでいうなら、「感情を動かすことにお金を払う消費行動」であり、現代のSNS文化とも強く結びついた現象です。
なぜ、拡散をZ世代から始めるのかというと、Z世代を入り口にヒット商品が生まれやすいからです。
【このような方におすすめ】
・Z世代の価値観や消費行動をビジネスに活かしたい方
・SNS時代の「シェアされる商品づくり」に関心がある方
・感情を動かすブランディングを学びたい方
・若者文化から広がるトレンドを先取りしたい方
・リピート購入から拡散・共感へつなげる仕組みを考えたい方
・感情とマーケティングを融合させた新しいヒットの法則を知りたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、1997年生まれのZ世代の一人です。開設1年で約35万人のフォロワーを獲得し、2億回の再生回数を得ました。
本書を読むと、Z世代にヒットするエモ消費とは何かを学ぶことができます。
本書から学んだこと
人々の商品の購入理由は年々進化します。それによって、機能や価格で差別化ができなくなり、物語や意味だけでは、買われない傾向にあります。
1.0 モノ消費 物がなくて売れた
2.0 コト消費 商品の体験で売れた
3.0 トキ消費 その時の勝ちで売れた
4.0 イミ消費 社会的な意味を持って売れた
そして、5.0 エモ消費は仲のよい人、信頼できる人、インフルエンサーなどの「口コミ」や「おすすめ」で広がる傾向があります。
エモは、ひとことでいうと「ハッピーな共感 P9」と提唱されてます。
・Z世代は、2022年時点で世界人口の約25%を占めているため、これからのビジネス消費の中心になりえる世代として注目されている。ただ、日本は、少子高齢化で減少している。
・Z世代は、SNSネイティブで拡散力がある。
・共感は、100%を狙わずに60%でよい。
・人に勧められたくなるまで、商品の設計を行うこと。商品の購入やリピートで終わらずに、シェアしたいと思ってもらえるまで磨き上げる。
名言
- 利害関係のない人の声が購入の基準になる P40
誰かが同じものを持っているということが、「買わない理由」になる 中略
「みんなが買っている」ということが、自分の買う理由ではなくなりました P51
商品の価値ではなく、商品を買うことで手に入る世界観を伝える P76
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(マーケと欲求の本質をつく本)
読みやすさ・・★★★★★(すらすら読めて、著者が友達のよう)
学び・・・・・★★★★★(ハッとさせられる学びが多い)
表紙も文章量も、簡単に読めて1,2個の学びがあればよさそうな雰囲気をかもし出しながら、終始、マーケティングと人々の欲求について、哲学と思われるような本質をつく言葉で解説されてます。
価値、ストーリー、ブランディングなど、差別化に困っていたり、SNSのフォロワー集めや拡散されないことに困っていれば、本書を読むと、時代の変化を学ぶことができます。
さいごに
わかりやすい、学びがある、本質的。軽そうな本から、思ってもみなかった展開です。
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