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書評

• たった一人で「秒速で1億円を稼ぐ」

秒速で1億円稼ぐ条件
著者：与沢翼
出版：2013年1月
長さ：285ページ
出版社：フォレスト出版

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、与沢氏がアフィリや情報商材で稼いでいた全盛期に書かれた稼ぐ系の本です。

「秒速で1億円を稼ぐ」は、与沢翼氏を象徴するキャッチコピーとして広く知られ、数々のメディアに引っ張りだこでした。

アフィリエイトで稼ぐ方法を伝える塾を経営されて、年商50億円で月収1億5000万円にまでなり、六本木にビルを持ち、フェラーリに乗るようなIT企業の成功者の象徴たる人物です。

そのような彼がさらに顧客を増やすため、顧客の属性をネットから読書層に変えられたのだと思いますが、それによる出版です。

2010年代のアフィリエイト全盛期を映す一次情報として、与沢氏の当時の思考や戦略、時代背景、そして短期間で大きく稼ぐ発想法を学べます。

【このような方におすすめ】
・圧倒的なスピードで結果を出す思考法に興味がある方
・ネットビジネスやIT起業の成功事例を知りたい方
・個人ブランドの構築やセルフプロデュースに関心がある方
・アフィリエイトや情報発信で大きく稼ぎたい方
・話題性を武器にしたマーケティング戦略を学びたい方
・成功者の全盛期の行動・マインドを知りたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、現代では当時ほどの学びはありませんが、川島和正氏の「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」と同じく一時代の産業をつくった人の本として参考になります。

本書から学んだこと

・これから金持ちと貧乏の二極化が起こるので自分でビジネスを立ち上げて、金持ちになろうということです。二極化や社会構造、サラリーについて予測は的中されてます。

・社会構造から一般市民は貧乏になる。給料だけで幸せになれない。だから、フリーエージェント(フリーランス)で仕事した方がよい。

・本屋はキーワードの宝庫、人気ブログはのぞく、読者が反応するキーワードを入れる、自分の視点で書くなど、現代でも参考になることが書かれてます。

・かつては年功序列や会社勤めで一生を終えることができましたが、社会状況が変化し、このままでは危険であると語ります。そこで夢を語り、夢を見せ、一歩踏み出すために思い浮かぶあらゆるリスクを自己啓発で潰し切る。そして、準備が整ったところでアフィリエイトのノウハウへと進む、きれいな流れが構築されています。

評価

• おすすめ・・・★★☆☆☆
  読みやすさ・・★★★★☆
  学び・・・・・★★☆☆☆

本書で語られることは、「正しい」です。

予見している未来もあってます。しかし・・・。

本書の出版までがアフィリエイトや情報商材で稼ぐ系の全盛期でした。

それから1年後の2014年に破産やホームレスになったことをメディアで広められました。

本書は、アフィリエイト、情報商材、そのときの与沢翼氏の全盛期がみれる本です。

さいごに

本書は、読んでいるとなにか気持ち悪さを感じることがあります。

2025年の与沢氏にはなくなった違和感がその後の結果となったのではないかと予想してます。

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