2025/08/14 (更新日:2025/08/14)

遠ざけの法則 万人受けを狙わない熱狂的なファンのつくり方

有益

  • 「選び選ばれる」お客と相思相愛になるには?

遠ざけの法則 万人受けを狙わない熱狂的なファンのつくり方
著者:中山 マコト
出版:2018年1月
長さ:216ページ
出版社:プレジデント社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、「たくさんの人に来てもらう」のではなく、「本当に来てほしい人にだけ来てもらう」ことを実現するためのマーケティングの取り組みが書かれた本です。

  • ・万人に好かれるのではなく、とがって好かれる!
    ・事業者がお客を選び、お客が商品を選ぶ!
    ・共感してくれた人以外を寄せ付けない!

そのようなマーケティングは、お客との相思相愛でつくられます。商品やサービスに選ばれる理由と根拠があること。好かれるには、嫌われる要素もあるということです。

本書では、その理由や方法が紹介されてます。

【このような方におすすめ】
・ビジネスで強みがみつけられていない方
・顧客にファンがいない方
・顧客数を増やしたい方
・顧客と仲良くしたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、広告のバカ売れシリーズを執筆される広告マーケッターです。「バカ売れPOPが面白いほど書ける本」「新宿駅の小さな店ベルクは、なぜいつも満席なのか?」など、ユニークな本を多数、執筆をされてます。

本書を読むと、とがったビジネスをつくり、質の高い顧客と関わることができるようになります。

本書から学んだこと

・あなたが嫌いな人は、そもそも寄ってこないようにすればよい。あなたに会いたい人、あなたが会いたい人に好かれる商品やマーケティングをする。それがビジネスをやるうえでの幸せとなる。

・「好き」や「喜び」は共感から生まれる。「たくさんの人に来てもらいたい」から「共感してくれる人にだけ来てもらう」に変えていくことです。

  • 「ビジネスとは共感してくれる人との出会いを創造する行為だと言えます P17

・共感してもらいたいことを明確に決めて、コンセプトで全面的に打ち出すことです。

・商品を購入する前のマーケティングでアンチをふるいにかけること。アンチは、将来的なストレスやトラブル、悪評のもとになるので、マーケティングやコンセプトでどれだけ遠ざけることができるかが長く続けるうえで重要になります。

・ライバルが多いなかで「ガチガチ専門」というキーワードを駆使して重度の肩こりの方をターゲットにして成功。

名言

  • 男性は好きだと思ったモノを選ぶのに対して、女性はたくさんの選択肢から選んだモノが好きだと言われています。 P38

評価

  • おすすめ・・・★★★☆☆(とがる重要性やなぜがしっかり書かれてる)
    読みやすさ・・★★★★☆(わかりやすくて読みやすい)
    学び・・・・・★★★☆☆(理論がすごい組み立てられてる)

とがる、それには共感を得ること、共感はコンセプトで産み出し、それによって好きな人を集めて、嫌いな人を遠ざけるといった理論が完全に出来上がってます。

著者の本は、いつもわかりやすくて、学びになりますが本書は特にです。

ビジネスで強みがみつけられていない方、顧客にファンがいない方、顧客数を増やしたい方、顧客と仲良くしたい方にはおすすめの本です。

本書は、序盤でノウハウや考え方を紹介されて、あとは事例の連続です。かなり実践しやすいです。

さいごに

まだとがってない方に!

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