2025/07/27 (更新日:2025/07/27)
UX戦略 ユーザー体験から考えるプロダクト作り
UX戦略 ユーザー体験から考えるプロダクト作り
著者:Jaime Levy (著), 安藤 幸央 (監修), 長尾 高弘 (翻訳)
出版:2016年5月
長さ:388ページ
出版社:オライリージャパン
>>Amazonで購入はコチラ
- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、オライリーから出版された、企業がUX戦略を構築するための実践的な本です。
UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、商品やサービスに触れるなかでユーザーが感じる一連の体験を指します。たとえば、商品を知り、Webサイトで情報を調べ、購入し、実際に使ってみるなど、そのすべてがUXの対象です。
混同されがちなUI(ユーザーインターフェース)は、ユーザーとシステムをつなぐ接点のことであり、具体的にはディスプレイやマウス、Webサイトのデザインやフォントなどが該当します。UIはUXを構成する重要な一部に過ぎません。
本書では、UXを事業戦略の核として捉える視点が示されます。バリュープロポジションの設計、競合分析、ユーザー調査、そして顧客獲得を見据えたデザインの戦略などが網羅されており、UXでビジネス成果を産み出すための方法が書かれてます。
【このような方におすすめ】
・UXをビジネス成果に結びつけたい方
・デザインと戦略を両立させたい方
・新規事業やスタートアップに関わる方
・競合と差別化できるプロダクトを作りたい方
・ユーザーの本音から売れる提案をつくりたい方
・UXとUIの違いを本質的に理解したい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、UX戦略の理解と実践ができるようになります。
本書から学んだこと
本書は、UX戦略を実践するうえで知っておくべきことが、ほぼ詰まっている基本書です。
・UXとは、UX戦略とは、その誤解、X戦略の基本体系
・バリュープロポジションとは、UX戦略との関係性
・競合調査、競合分析から最適な結果を導き出す
・ゲリラユーザー調査と計画設計
・顧客獲得のためのデザイン設計
・UX戦略家たちにQ&A
・アメリカでは、銀行がUXを得意とするデザイン会社を買収するほど、UX戦略に注目が集まっている。
・ビジュアルデザインのみのデザイン会社は依頼が取れずにUIとUXを得意とするデザイン会社が生き残っている。
・エクスペリエンス戦略 = ビジネス戦略 + UX戦略
・UX戦略にあたり主な顧客層を見極めて、彼らが抱える最大の課題を突き止め、それらの想定をもとにペルソナを構築し、これらが正しいかマーケティングを実践し、バリュープロポジションが正しかったか評価する。
名言
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(UXについて本書だけでもOKなぐらい!)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆(ページ数もあり学びが多い)
本書だけでUX戦略ができるようになります。しかし、1ページあたりの文字数が多くてページ数もあるので読書初心者にはきついです。
さいごに
オライリーは、いつも有益過ぎ。
\この記事をシェアする/