2025/07/25 (更新日:2025/07/24)
経営思考 百言集 6 セールスマン
経営思考 百言集 6 セールスマン
著者:田辺経営編
出版:1971年8月
長さ:216ページ
出版社:大日本印刷株式会社
- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、経営コンサルティングを手がける株式会社タナベコンサルティンググループ(旧名:株式会社 田辺経営)が書かれたセールスマンが身につけるべき方法や考え方の本です。
本書は、1971年出版で10刷りと書かれており当時売れていた本と思います。本社が大阪にあり、本部に東京、大阪、西武で3拠点、支社で8社が北は北海道で南は北九州まで。これは、当時の本であるので現在はわかりませんが、現在まで経営がつづき東証プライム市場上場まで果たされているので一流コンサルティング会社であることがわかります。
【このような方におすすめ】
・セールスの基礎から哲学まで学び直したい方
・人間関係も重視した営業を目指す方
・昭和の実直な営業精神に触れてみたい方
・営業マニュアルではなく「考え方」を求めている方
・若手セールスパーソンを育成する立場にある方
・経営と営業の関係を深く理解したい中間管理職の方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、セールスマンとして活躍するための考え方やノウハウが身につきます。
本書から学んだこと
結論からいうと、本書はセールスで大事なことがつまった本です。
下記の6つにわかれており、名言のようにセールスで重要なことが簡潔に書かれてます。
①商魂
②勘定
③根性
④商才
⑤商人
⑥鍛練
本書の中で心に残った言葉を引用させていただきます。
人間の欲望が需要の実体だ
欲望は限りない
「需要の創造」とは欲望をつくることだ
供給過剰とは
売る知恵が枯渇したことを意味している P27
目標必達の最大の敵は
「迷い」である
目標を決めたら一路邁進すべきだ P30
小マメに手紙を書く習慣を身につけよ
こちらの都合のよいときに訪問できる唯一の方法である P78
セールスに近道はない
八十軒✕三日間=二百四十軒
セールスとは二百三十九軒のムダの上に成立っているのだ P89
他のおすすめ:P92、P102(あまり引用し過ぎれないので、読者に素晴らしさが伝わる範囲で)
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(セールスで本当に大事なことがつまってる!)
読みやすさ・・★★★★☆(名言風なので読書が苦手な方でも読めます)
学び・・・・・★★★☆☆(学びというより気づきが多い本です)
セールスを始めたばかりの頃や契約が取れなくて悩んでいたときに本書に出合いたかった。
セールスで大事にするべきことが1ページ1ページに刻まれていて、文字数が少ないので超読みやすい。
セールスで成果をあげるのにこの一冊だけで十分だと思うほどにまとめられてると感じます。
1ページに1つの考え方やノウハウが書かれているので、1日1つずつのペースで実践されるだけで契約件数が大幅に増えると思います。
一流コンサルティング会社が書かれている本は、一流でした。
さいごに
営業マンのとき20万円、30万円の教材やセミナーを受けましたが、本書一冊で事足りる。
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