2025/07/22 (更新日:2025/07/22)
AIを使って考えるための全技術 「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法
AIを使って考えるための全技術 「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法
著者:石井 力重
出版:2025年6月
長さ:682ページ
出版社:ダイヤモンド社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
結論からいうと、本書は超おすすめな本です。
現在のビジネス、これから立ち上げたい新規事業でも本書に書かれている56のAI技法を実践すれば、控えめにいって本代の100倍は取り戻せると思います。
AIの本といえば、今は知っていれば得したり、使うと効果のあるものが多いです。しかし、AIの進歩やみんなが同じようにテクニックが使えるようになると、効果を失うので消費期限はもって数年でした。
しかし、本書はAIに企画をつくらせるというより、56の技法でAIがあなたの創造性を豊かにして企画を今までの自分では思いつかなかったような発展をさせてくれる本です。
【このような方におすすめ】
・AIを使っても、いつも似たアイデアになってしまう方
・ChatGPTを入れてみたけど、どう使えばいいかわからない方
・アイデアが出ず、時間ばかりかかってしまう方
・AIに質問してもピンとした答えがこない方
・AIを活かして差別化された企画を生み出したい方
・創造的な思考をもっと自由に広げたいと思っている方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、
本書を読むと、AIから創造性ある企画のヒントをもらい、あなたから新たなアイデアを引き出します。
本書から学んだこと
現在のビジネスに限界を感じていたり、新たな創造性を産み出す必要性、強みや差別化をみつけたかったり、新事業の成功を産み出す可能性を上げたいときには新たな活動を必要とします。
初期の事業構想、アイデア、売上やコストなどの数か月から数年ペースの予測計画、斬新なアイデアを出すところまで、自分でやっていては大変ですし、コンサルタントを雇えば費用がかかります。
それらは、AIができるようになってます。たとえば、マーケティングの現場では「調査や分析は、方法を知っていても面倒でやっていない」「不得意なことは後回しにしている」などのときにAI活用で手間を減らせるだけでなく、新たなアイデアのヒントを提供してくれたりします。
「でも、AIと会話したけど、うまくアイデアが引き出せなかった。」という方も少なくないと思います。そのときに本書に書かれているAIの指示(プロンプト)をそのまま打ち込めば、回答が得やすくなります。
また、「こういうのは違うんだよな」という経験をされる方は多いと思いますが、そのときは1回で引き出そうとせず、何度も会話をしてみましょう。
【おすすめ】
第1章2:10倍目標(掲げている目標の10倍高い目標にして、アイデアを発想する)
今までの発想では思いつかないような高いレベルの意識を持ったり、今までにみつからなかったアイデアがみつかります。
第2章9:ランダム単語(お題と関係のない単語を100個あげて、新たなアイデアを産み出す)
業界人では、思いつかなかった斜め上からの発想やニッチ産業の発見になります。
第3章14:理想の状態(AIの叡智による理想の提案をしれくてます)
第6章27:妥当性の検証(アイデアの可能性や意義を検証します)
AIがアイデアの実現する可能性を数値で評価して、理由もわかります。今までみえなかった改善がみえます。
第6章28:強みの検証(事業の強みがわかります。)
集客に困っている人に必須な強みが活きるアイデアを提供してくれます。
第7章34:売上の計画(新事業を立ち上げたとき、何か月後、何年後の売上推移や人件費やコストなどをすべて計算して出してくれます。)
プレゼンに必要な企画がすべて出来上がります。
第7章35:初期の顧客獲得(ビジネスの初期段階で顧客を獲得する方法)
顧客に困る時期の解決策が手に入ります。
他にも第2章7、11章48、49、12章56などは、今までにはなかった発見、気づき、学びなどがあり、企画をアップグレードしてくれる素晴らしいものが多いです。
評価
- おすすめ・・・★★★★★(AI任せではなく、ユーザーからアイデアを引き出す)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★★(AIの本当の活用法がわかる)
すぐに買って、すぐに実践されることをおすすめします。
本書が長く使える理由は、AIのテクニック的な方法ではなく、ユーザーの創造性を引き出すAIの活用法だからです。この視点がすごすぎます。
名言
さいごに
著者のセンスの高さを感じます。
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