2025/07/04 (更新日:2025/07/04)
もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた
- 楽しくプレスリリースの本質が学べる本
もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた
著者:鈴木正義 (著), 金谷俊一郎 (監修)
出版:2021年12月
長さ:260ページ
出版社:日経BP
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、かなりおもしろいです。笑
歴史に詳しい広報が歴史的な42の事件をプレスリリースしてみた!といった本です。
「歴史+広報」に著者の「ユーモア」が追加されているので、クスっとしながら、コンビニのネタ本のように楽しめるプレスリリースの本です。
【このような方におすすめ】
・広報やPRに興味はあるけれど、堅い本は苦手な方
・プレスリリースの書き方を楽しく学びたい方
・歴史が好きで、新しい切り口で楽しみたい方
・ユーモアを交えた実用書に惹かれる方
・コンテンツ制作やマーケティングに関わる方
・社内報や社外向け発信に工夫を加えたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、園學院大学文学部卒で以前はアップルで広報をされたり、日経クロストレンドで「風雲!広報の日常と非日常」を連載されてます。
本書を読むと、歴史的な事件をどう広報することが最適なのか事例とノウハウや考え方が学べます。
本書から学んだこと
本書では、広報のテクニックを歴史的な出来事を参考事例に学ぶことができる本です。
- ・リスクマネジメント(製品事故や不祥事で士気を下げず、敵をあざむくか)
・制度改正(みんなが規制が変わることにポジティブにとらえるには)
・マーケティング(当時に古事記を新刊で売るなら)
・広報テクニック(マスコミのような視点を変えた報道方法)
・リーダーシップ(歴史的偉人が起こしたことはどう伝えるべきか)
歴史の背景、当時の出来事を現代風なプレスリリース、そのノウハウや考え方の紹介、注意点が解説がされているので歴史を知らない方でも読めます。
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(おもしろい!学べる!)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆(プレスリリースの本質)
とにかく、おもしろい。歴史と広報という発想もおもしろい。これは、著者のユーモアがつくりだしていることでしょう。
たとえば、本能寺の変のプレスリリースの冒頭で「当寺院の火災発生のついて」というクスっとするタイトルでありながら、しっかり広報の重要な役目が学べます。
「当時、もしかしたらこんな広報が出されてたかも!」と思うようなこともあります。
歴史を知っていればおもしろいですし、歴史を知らなくてもわかるように解説されてます。コンビニに売られているネタ本ぐらいに楽しめます。
名言
さいごに
本書は、歴史に詳しいがあまり、おもしろくなり過ぎてますw
本書を書いてるとき、著者も楽しんで書いていたのではないかなと思います。
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