2025/06/30 (更新日:2025/06/30)

看板マーケティング戦略

書評

  • 「いまどき看板なんて」→「あ、重要だ・・・」

看板マーケティング戦略
著者:越智 一治
出版:2021年9月
長さ:200ページ
出版社:幻冬舎

>>Amazonで購入はコチラ

  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、集客効果を念頭においた看板職人が看板の重要性を語る本です。

看板といえば、お店の名前入り看板、道路や駅の広告看板がイメージにつきやすいですが、気にしてみると町は看板だらけだったりします。

しかし、店舗主は看板に力を入れません。看板の発注を忘れて開店前に気づいたり、看板はあればよいといったように簡単につくってほしいだったり、看板では人が集まらないような対応をされます。

看板はお店にとって重要な広告手段です。一度つくれば、道行く人々の目に触れ、知名度を上げ、客数を増やし、売上を上げてくれる最高の宣伝材料なのです。

【このような方におすすめ】
・看板をつくろうと思っている方
・今ある看板を変えるべきか迷っている方
・広告の費用対効果に悩んでいる方
・店舗集客のアイデアを探している方
・デザインにどう関わるべきか迷っている方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、有限会社オチスタジオ代表取締役です。一般社団法人日本広告物施工管理協会(JACMA)代表理事でもあり、セミナー講師もされてます。看板の文字書き職人の父に弟子入りされてました。マーケティングを踏まえた看板制作で顧客は全国に広がってます。

本書を読むと、看板をただの店構えではなく、新規を集めるための宣伝道具だという認識に変わります。

本書から学んだこと

看板は、チラシやパンフレット、ネットのホームページやSNSと同じように広告の一つです。

人の行きかうところでは、お店と看板に興味を持ち、ウェブでホームページや口コミサイトをみて来店されます。

看板は、興味付け、新規の集客、ブランディングなどの役割があります。そのためにも、「どうすれば儲かるのか?」という視点で看板をつくるべきだということです。

本書では、AIDMA(アイドマ)やペルソナなどのマーケティング手法で看板の力を引き出す方法が紹介されてます。

その中でも素晴らしかったのは、人の認知から何メートル先から看板をみるかの距離で最適な文字の大きさを導き出されていることです。

評価

  • おすすめ・・・★★★☆☆(看板をつくる方・変えたい方向け)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★☆☆☆

看板の集客効果を高める大切さがよくわかる本です。

著者は、看板のプロフェッショナルであり、看板だけでなくウェブやその他の広告についても詳しいうえで、看板の集客効果の重要性を語られてます。

さいごに

看板、とても大切です。

>>Amazonで購入はコチラ

\この記事をシェアする/