2025/06/29 (更新日:2025/06/29)
結果を引き寄せる 完全版 YouTube TikTokビジネス活用術
結果を引き寄せる 完全版 YouTube TikTokビジネス活用術
著者:長野 雅樹 (著), 鈴木 啓太 (著)
出版:2024年2月
長さ:232ページ
出版社:KADOKAWA
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
ながの社長が仕事をしている横で、軽快な音楽とともに部下が料理を始めると、「おいおいおいおい!」「ここ会社!」というツッコミをしながらも、料理がおいしそうでできたものを食べると「うまーい!」というシンプルな動画。
ながの社長の人柄のよさや部下の自由さにTikTokフォロワー、YouTubeチャンネルの登録者数はいずれも100万人を超えてます。
建築設備会社の社長が部下のつくる料理を食べるという動画という本業と関係なさそうであっても、売上は前年比の2倍以上に。
本書では、ながの社長がゼロからSNSを始めて、100万フォロワーを超えるまでの話やノウハウ、なぜ企業はSNSで失敗するのかなど解説されてます。
【このような方におすすめ】
・SNSをビジネスに活用したい
・TikTokやYouTubeでバズりたい
・ゼロからでも結果を出したい
・SNS運用に自信が持てない
・独自性ある発信方法を知りたい
・直観力を武器に変えたい
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者の長野雅樹氏は、総合建設業の株式会社リンクロノヴァの代表取締役社長です。
部下がオフィスで料理をはじめる動画がバズり、YouTube、TikTok共に登録者数は100万人を突破。2023年3月にはSNSマーケティングの株式会社リセンダーを設立。全国各地でセミナーも行ってます。
鈴木啓太氏は、株式会社リンクロノヴァのSNS担当です。企画や動画編集をしており、SNSにまつわる全てを続括されてます。料理が得意ということです。
本書を読むと、社長とSNS担当者の適切な立ち位置や動画のバズらせ方など、会社でSNS運用する方法が学べます。
本書から学んだこと
TikTokは、掛け算のアプローチで独自性を持ち、ニッチ市場を獲得すること。
「恋愛心理学 × アニメキャラ考察」
「お金の知識 × ゲーム実況」
「ファッション × 障害理解 × ストリート」
2~3個を掛け合わせることで未開拓の市場で新規を獲得しつつ、競合が参入しづらい新しいコンテンツを産み出すことができます。
それにより、TikTokでバズりやすく、かつ「未開拓・参入しづらい・ニッチでも広い市場の獲得」ができるようになります。
ながの社長は、鈴木啓太氏の入社をきっかけにフォロワーを伸ばし、TikTok経由で仕事が入るようになったということ。SNSを成功させるためには、スタッフと一緒にSNSを取り組むこと。というよりも、社長がどっぷりSNSの現場につかること。
本書は、感覚の本といってもよいです。鈴木啓太氏を選ばれたこと、バズを産み出すことなど、理論や分析、フォーマットはあっても、最後には感覚を研ぎ澄ませて、直感を信じることです。
ながの社長のSNS成功や継続的な成果も、その感覚の高さからなっている可能性が高く、その感覚の磨き方も書かれてます。
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(SNSノウハウよりながの社長の直観力がすごい)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★★☆
動画ノウハウ、バズり方、SNS運用やながの社長と鈴木啓太氏の関係のように、社長とSNS担当者でSNS成功への道が書かれてます。
かなり有益です。これからSNSを始める方や企業で部下にSNSを始めようと思っている方に最適な本です。
さいごに
TikTokやYoutubeの成功の背景にある、ながの社長の直観力や感性に関わる本が読みたくなるほどのすごさを感じました。
一時の成功ではなく、継続的な成功を産み出されている理由がすごくわかります。
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