2025/06/21 (更新日:2025/06/21)
ドラッカーの遺言
- ハイコストの日本に残されたのは、情報技術におけるイノベーション
ドラッカーの遺言
著者:P.F. ドラッカー (著), 窪田 恭子 (翻訳)
出版:2006年1月
長さ:207ページ
出版社:講談社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
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本書は、マネジメントの巨匠であるピーター・ドラッカー氏が晩年、日本人に向けてイノベーションを題材にして助言が書かれた本です。
インタビューが超訳本のように読みやすくまとめられており、30~40分ほどで読めるようになってます。
短いながらも、社会情勢、世界から見た日本の立ち位置、そして、個人が取るべきことが詳しく書かれてます。
【このような方におすすめ】
・ドラッカーの思想を短時間で理解したい方
・日本の未来に危機感と希望を持っている方
・イノベーションの本質を知りたい方
・グローバルな視点から日本の立ち位置を考えたい方
・変化の激しい時代に、何を軸に動くべきか迷っている方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、我々が取るべきイノベーションとそのやり方がわかります。
本書から学んだこと
インターネットによる情報社会、グローバリゼーション、ASEAN、発展していくインドや中国など、世界は目まぐるしいスピードで動いてます。
その中で新しい秩序をもたらすのがイギリスと日本だとドラッカー氏は述べます。そして、我々、日本人に日本へのメッセージを残されました。
これから、情報社会であり、知識社会に生きることになります。
日本は、戦後最大の成長を成しました。これからも成功を継続するにはハイコストな国になったがために、絶えざるイノベーションによる新しい価値の創造が必須となります。
それが情報技術におけるイノベーションです。
- 「どんな長所を活かし、何をすることで、どれだけの成果を挙げるのか?」すべてこの一言に集約されているのです。 P125 経営の本質
そして、最終章で個人が起こすべきイノベーションが書かれてます
評価
- おすすめ・・・★★★★☆(日本の立ち位置からイノベを考えられる)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★☆☆
世界情勢から、日本の立ち位置をみて、個人が起こすべきイノベーション、そして個人のイノベーションの起こし方まで解説されているので、とてもわかりやすいです。
「強み」を持つために、取るべき最善の行動がわかります。
さいごに
広い視野から個人にストレートに行くのでわかりやすい。こんな素晴らしい解説の仕方があったなんて。ドラッカーさんは一流ですね。
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