2025/06/13 (更新日:2025/06/13)
説得の赤本 売り込みに必ず成功する9.5の鉄則
- 説得は、まず自分自身から始まる。
説得の赤本 売り込みに必ず成功する9.5の鉄則
著者:ジェフリー・ギトマー (著), 辻 早苗 (翻訳)
出版:2009年4月
長さ:263ページ
出版社:日経BP
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、全米No.1営業マンが売り込みに成功するための「説得の考え方」と「実践的なテクニック」を紹介した本です。
営業マンは、プレゼンのときに相手を説得する役割を担います。しかし、相手を説得するときにやっておかなければならないことは自分自身を納得させることです。
【このような方におすすめ】
・売り込みに自信が持てない営業職の方
・プレゼンや商談で成果が出ずに悩んでいる方
・相手に響く伝え方を身につけたい方
・商品には自信があるのに契約に至らない方
・トップ営業マンの思考や行動を学びたい方
・営業スキルを根本から見直したいと考えている方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、チーフ・エクゼクティヴ・セールスマンで、著名な営業コンサルタントです。営業やカスタマーサービスのセミナーや研修を毎年100件以上されてます。
当時、全米が認めるNo1.営業マンでした。著書の「セールス・バイブル」は、18版で全世界で50万部を越えてます。
本書を読むと、人を説得するプロセスがわかります。
本書から学んだこと
説得とは、相手を思い通りに動かすことではありません。まずは「自分を通す」ことです。つまり、自分の意図を計画的かつ自然に相手に受け入れてもらうことから始まります。
そのために必要なのは、説得力のある言葉や話し方をすることです。説得は、感情の駆け引きではなく、再現性のある科学です。そして、その核心は相手に「イエス」と言わせる仕組みをつくることにあります。
ただし、相手を納得するには、まず自分で自分自身を説得していなければなりません。自分が信じていない提案は、決して相手の心に届かないからです。
「自分を通す」とは、相手を圧倒することではなく、ポジティブな力で引き込み、納得の空気をつくること。説得とは、自分の内側から始まる、緻密で前向きなプロセスなのです。
評価
- おすすめ・・・★★★☆☆
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★☆☆☆
本書の良い点と悪い点は同じです。
とにかく、説得という一つのことに関してノウハウの数が多すぎます。良い点は、実践するための方法がたくさんあります。
悪い点は、多すぎて学ぶことも大変ですし、実践も大変です。「説得」という技術がそれほど大変なのだということでしょう。
ただ、説得に関する考え方のプロセスは素晴らしいです。
さいごに
特になし
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