2025/06/12 (更新日:2025/06/12)

インタフェースデザインの実践教室

良書

  • ユーザビリティをアイデアとテクニックで上げる!

インタフェースデザインの実践教室 優れたユーザビリティを実現するアイデアとテクニック
著者:Lukas Mathis (著), 武舎 広幸 (翻訳), 武舎 るみ (翻訳)
出版:2013年4月
長さ:332ページ
出版社:オライリージャパン

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、ユーザーが製品やサービスと接触する際の接点を設計することであり、たとえばボタンの配置や色、メニューの動きなど、視覚的・操作的な体験をつくり出すものです。

目に見える部分すべてがUI(ユーザーインターフェース)と呼ばれ、ユーザーが実際に触れる画面の構成要素を指します。

そして、そのUIを通じてユーザーが製品を使いながら感じる使いやすさや満足感など、全体を通して得られる印象や体験こそがUX(ユーザーエクスペリエンス)であり、インターフェースデザインは優れたUXを実現するための基盤となる設計思想なのです。

本書では、インターフェースデザインをリサーチ、デザイン、インプリレーションの3つに分け、アイデアとテクニックの観点から全35章で解説されてます。

【このような方におすすめ】
・UI/UXデザインの基礎から実践まで学びたい方
・自社サービスやアプリの使い勝手を本気で改善したい方
・感覚ではなく、論理と実践でインターフェースを設計したい方
・ユーザー調査やフィードバックをどう設計に活かすか知りたい方
・デザイナーとエンジニアの共通言語を持ちたい方
・良いUXがなぜ売上や信頼につながるのか、腹落ちさせたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、サイト改善案がみつかります。

本書から学んだこと

本書は、ウェブサイトなど顧客との接点を設計する「インターフェースデザイン」を最適化するために書かれています。

そのためにはまず、誰が・何を求めているのかをリサーチし、次にその課題を解決するための製品をデザインし、さらに答えが正しいと思えてもテストと改善を重ねます。

このリサーチ・デザイン・インプリメンテーション(実装)という3つのステップによって、最適な商品を顧客に届けることができるのです。

全35章では、1章ごとにテクニックが紹介されており、流れができているのでサイト制作の構成で今までになかった改善案がみつかります。

本書の中でサイト構成やマーケティング戦略をつくるときに「カードソート」が参考になるのでご紹介します。

カードソートは、ユーザーが情報をどのように分類・整理するかを調べるための手法です。項目をカードに書き出し、それをユーザーにグループ分けしてもらうことで、自然なカテゴリ構造やナビゲーションのヒントを得られます。

主にウェブサイトやアプリの情報設計を、ユーザー視点で最適化する目的で使われます。オープン形式ではユーザー自身に分類名をつけてもらい、クローズド形式ではあらかじめ用意された分類に当てはめてもらいます。

評価

  • おすすめ・・・★★★★☆(サイト改善案がみつかる良書)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★★★☆

リサーチ、商品や販売のデザイン、テストや改善が一連の流れで解説されているので、とてもわかりやすいです。

また、情報も幅広いのでサイトやブログの改善点がみつかることは間違えないです。

さいごに

オライリーのインターフェースシリーズは全部良書です。

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