2025/06/11 (更新日:2025/06/11)

30ポイントで身につく! 「マーケティング思考」の技術

書評

  • 簡単にし過ぎて意味合いが変わりそう・・・

30ポイントで身につく! 「マーケティング思考」の技術
著者:HRインスティテュート (著), 野口 吉昭 (監修)
出版:2014年9月
長さ:272ページ
出版社:PHP研究所

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、マーケティングの思考法をベースに30のポイントでビジネスの現場での実践方法が解説されてます。

マーケティングは、仕事をするうえで知っておかなければならない分野です。なぜなら、会社で最も重要な「儲ける」ことができるスキルだからです。

  • マーケティングの思考を簡単に定義すると、
    “顧客が数ある選択肢の中から、あなたの会社の商品やサービスを選ぶ理由を考えること” P26

本書では、「選ばれる理由」をつくり出すマーケティングの思考法について解説されてます。

【このような方におすすめ】
・マーケティングの基本を、思考法から身につけたい方
・売上や成果につながる「選ばれる理由」をつくりたい方
・ビジネスにマーケティングをどう活かせばよいか悩んでいる方
・顧客視点に立った仕事の進め方を学びたい方
・現場でマーケティング的な発想が求められている方
・わかりやすく実践的なマーケティング書を探している方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、中小企業が強みをつくるための思考法が身につきます。

本書から学んだこと

マーケティングは、会社が「売上をあげて儲ける」ための思考法や考え方です。本書では、マーケティング活動を3つの「つくる」に整理して紹介しています。

  • ①企画づくり
    ②製品づくり
    ③顧客づくり

この3つは、経営者やマーケッターだけの仕事ではありません。組織に属するすべての人がマーケティングに関わっており、全員がその思考法を理解し、日々の業務に活かすことが求められています。

また、下記のことが実践的に解説されてます。

・マーケティングの思考とは
・強みを独自性に変える方法
・すべては現地、現物、現場の発想
・市場の分解と狙い方
・強みでニーズを創り出す

評価

  • おすすめ・・・★☆☆☆☆(簡単にし過ぎて解釈が変わりそうで不安)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★☆☆☆

結論から言えば、本書は人によって評価が分かれる本です。

マーケティング思考を「広く浅く」「誰にでもわかるように」解説している点では、初心者にはとっつきやすい構成です。ただ、そのぶん内容はかなりシンプルに整理されており、マーケティングをある程度学んできた方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

特に、「簡単にしすぎて本質がぼやけてしまっている」と感じる箇所も多く、深く理解したい方には不向きです。

マーケティングを初めて学ぶ人にとっての導入書としては使えますが、「思考法」や「戦略」を体系的に深く学びたい方には、別の本を選んだほうがよいかもしれません。

さいごに

特になし

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