• ツイッター

2025/05/30 (更新日:2025/05/30)

ネット炎上事例300 なぜ企業や個人は失敗を繰り返すのか?

良書

  • 【炎上した】やってはいけないマーケティング300件

ネット炎上事例300 なぜ企業や個人は失敗を繰り返すのか?
著者:小林直樹
出版:2025年5月
長さ:312ページ
出版社:日経BP

>>Amazonで購入はコチラ

  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、実際に起きたネット炎上の事例を300件取り上げ、個人や企業が炎上を避けるための教訓を学べる本です。

ネットで事件がまとめられているので、マーケッターには大変な教訓となります。

炎上とは、特定の人物・企業・団体の発言や投稿に対して、批判や非難が大量に集中し、急速に話題となり広がる現象です。SNS(X・Instagram・YouTubeなど)や掲示板、ブログのコメント欄などで発生しやすいです。

炎上で忘れてはならないことは、SNSを始めるすべての方に炎上リスクがあるということです。個人が趣味でSNSをするよりも、人々の注目を集めるマーケッターはそのリスクにさらされていると言わざるを得ません。

【このような方におすすめ】
・SNS運用を担当しているが、炎上リスクに不安を感じている方
・これまで炎上経験はないが、今後に備えて学んでおきたいマーケッター
・時代や価値観の変化にどう発信を合わせるべきか迷っている方
・バズを狙った投稿が意図と異なる反応を呼んだ経験がある方
・社内・クライアント向けに炎上リスクを可視化して説明したい方
・広告・PR・SNSなどあらゆる発信における「判断基準」を持ちたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、300もの炎上事例をみることで炎上の傾向が理解できます。本書は、読む価値が高いです。

本書から学んだこと

なぜ、すべての人に炎上リスクがあるかというと、X(旧Twitter)は人気の投稿がおすすめに表示されやすくなったので、フォロワー100未満でも表示回数が何十万になる可能性があるからです。

著者が炎上を研究してたどり着いた結論があります。それは・・・

  • 最後に「変わらないこと」を1つ。
    炎上の引き金になるのは、ほとんどの場合、喜怒哀楽の「怒」の感情です P6

本書では、「なぜ、炎上が起こったか」「ユーザーの反応」「企業の対応」「我々が騒動から得られる教訓」が紹介されてます。

・2025年の炎上
・ジェンダー、性別、性的やセクハラ
・不適切な投稿や広告
・バイトテロ
・ステレスマーケティング、フェイクニュース
・誹謗中傷、告発やクレーム など

評価

  • おすすめ・・・★★★★★(小学生~大学生の教科書にした方がよい)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★★★★☆(炎上とその後も書かれて教訓がすごい)

本書は、「やってはいけないマーケティング300件」ともいえます。

マーケティングは、注目を集めるために情報を発信します。それは、すべてのマーケッターに炎上リスクがあるということです。

本書では、「え、これって炎上するの?」という投稿がありました。それをみて、投稿が炎上するのは炎上するまでわからないと思いました。

本書で紹介されている炎上事例では、見たことのある炎上もありますが、知らない炎上事例が多いので、学びになることは間違えないです。

炎上は、過去の教訓です。事前に知ることで何千万円の損害を阻止させてくれます。読み物として、学びになりますが、事件であるのでドロドロしてる感じがあります。

本書を読んで私が得た結論は、「ネット世論の反対意見をいって、怒りをかう存在が炎上しやすい」ということです。

マーケッターは、「Chapter3 不適切な投稿、行為、広告」の購読をおすすめします。

現代でのSNSの生き方として歴史の教科書と同じぐらい炎上の歴史を知ることが重要であることがわかりました。

さいごに

毎年、年末に1年間の炎上事例を紹介する本が出たら買いたいです。

年別の傾向から来年の炎上しそうな傾向がわかれば、かなり有益だと思います。

>>Amazonで購入はコチラ

\この記事をシェアする/