2025/05/14 (更新日:2025/05/14)

マーケティング・イラストレイテッド―マーケティングは絵で学べ

選書100候補

  • 本質的なマーケティングプランの本

マーケティング・イラストレイテッド―マーケティングは絵で学べ
著者:マーカム マクドナルド (著), ピーター モリス (著), 東急エージェンシー マーケティング局 (翻訳)
出版:1989年4月
長さ:157ページ
出版社:東急エージェンシー

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書ほど、マーケティングの基本をシンプルかつ、本質的にまとめた本はみたことがないです。

また、マーケティング手法がイラストでわかりやすく解説されているだけでなく、各手法の背後にある戦略や理論にも踏み込まれた内容が展開されています。

マーケティングプランを立てたい方やマーケティング初心者だけでなく、中級者や上級者にもおすすめできる本です。

【このような方におすすめ】
・マーケティングの基本をシンプルに学びたい方
・イラストで直感的に理解したい方
・理論だけでなく実践的なマーケティング戦略を身につけたい方
・マーケティングプランをゼロから立てたい方
・中級者や上級者として知識を深めたい方
・マーケティングの本質に触れたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、マーケティングの基本を本質的に学び、的確なプランをつくることができるようになります。

本書から学んだこと

本書は、効果的なマーケティングプランのつくり方をイラストを交えて解説した本です。

どんなに見通しがわからなかったとしても、マーケティングプランは立てた方がよいのです。なぜなら、うまくいっているときでさえ、マーケティングプランがある人の方がない人より利益を産み出すからです。

  • 成功は十分すぎるほどの優れたマーケティング手続きによって決まります P34

本書では、マーケティングをジャングルのようなものとたとえてます。ジャングルの密林をかき分けて、ジャングルの住人(市場にいる人々)と出会います。

会社があり、何かをほしがっている顧客を見つけて、それを提供するだけ。これがマーケティングプロセスであること。

しかし、このシンプルなプロセスは、現実にはそう簡単には進みません。その道を阻むのは、競争、技術の進化、原材料の供給、労働力の確保、景気の変動、法律の変更といった外部要因があるからです。

これらの要因が絡み合う企業環境に適応しながら、進むべき道を見つけることが求められます。

マーケティングの本質は、この複雑な環境を理解し、時に乗り越え、時にうまく共存することにあります。

本書で紹介されているマーケティング・プランニング・プロセスを5つの要素に区分されてます。

①企業目標
②マーケティング監査
③SWOT分析
④目標と戦略
⑤プログラム

マーケティングプロセス、マーケティングプランニングをベースに顧客や市場、製品の観察、広告や販促、価格や流通を解説してます。

評価

  • おすすめ・・・★★★★★(シンプルで本質的で一歩も二歩も踏み込む深さがある)
    読みやすさ・・★★★★☆(イラストでわかりやすいですが、文字が小さいです)
    学び・・・・・★★★★☆(手法の理解が深いです)

上記に書いた通りです。

マーケティング手法が深い件だけ解説します。

たとえば、製品ライフサイクルといえば、4段階で解説します。しかし、本書では成熟期がさらに伸びる追加成長期や、導入期の前に製品開発期があることなど、ビジネスの現場で卓越したレベルで実践していなければ気づかないことが書かれてます。

このように、マーケティングの基本を解説すればシンプルに本質を解説されて、手法は深みがあり、イラストでわかりやすい。

初心者には、わかりやすい本です。中級者には、考えが整理され、シンプルなマーケティングをインストールできます。上級者でも学びがある本です。

さいごに

やはり、良書は素晴らしいですね。

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