#マーケティング

書評

• コピーライティングを語らずに、コピーを体現して１２万部

働かないで年収5160万円稼ぐ方法
著者：川島 和正
出版：2007年4月
長さ：223ページ
出版社：アスコム

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、アフィリエイトや情報商材で「楽して稼いで自由を手に入れる」の代表的な本です。

川島和正氏といえば「まぐまぐでのメルマガ配信」でしょう。当時、本書が出版されたとき社会現象のごとく、副業でウェブを始める方が増えました。

2004〜2005年に個人がブログでメディアとなれる時代になり、情報発信で稼ぐことが注目されました。

2004〜2010年頃まで「メルマガ×情報商材」が黄金パターンとなり、ランディングページとステップメールで「自動で稼げる」といわれてました。

このときにブログやメルマガをやっていて、著者を知らない人はいないほど、有名な方でした。

そして、詐欺的な教材が増えて、楽して稼げると書いてあるのにそもそも稼げない人たちが増えて、「情報商材＝詐欺」のレッテルを貼られ、ブームは終わりました。

本書は、一時代をつくりあげたときにメルマガで最も有名になった方の本であるため、歴史を知るという観点から読むことにしました。

すでに情報は古いものの、コピーライティングが体現された本です。

【このような方におすすめ】
・情報商材ブームの空気感を肌で感じたい方
・「楽して稼ぐ」系の原点を知っておきたい方
・メルマガ時代のウェブマーケティングを学びたい方
・川島和正という存在が気になる方
・コピーライティングの実例を分析したい方
・ネット副業の歴史を体系的に理解したい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、日本一のメルマガアフィリエイターとして活躍されてました。情報ビジネスで月収500万円以上。メルマガリストは、100,000人以上。

本書を読むと、ノウハウは学びにならなくても、売れた理由が勉強になります。

本書から学んだこと

• 「楽して儲ける方法はある」P1

著者は、楽して儲ける方法を調べて、一年経たずに自宅で月500万円を稼ぎだし、悠々自適な生活を送られたそうです。

本書では、当時の社会状況から副業を始めた方がよいこと。稼ぐことがいかに難しくないかが書かれてます。

方法論では、下記のことが書かれてます。

・アフィリエイト
・ヤフーオークション
・ブログ
・メルマガ
・SEO
・PPC広告
・セールスレター
・確定申告

評価

• おすすめ・・・★☆☆☆☆（コピーライティングが体現された教科書）
  読みやすさ・・★★★★★（読みやすいし、時代の読者の心をつかんでる）
  学び・・・・・★☆☆☆☆

本書の素晴らしい点は、「稼ぐのは難しい」と感じている人に対して、「楽に稼げる」という言葉でマインドブロックを外そうとしているところにあります。

当時はそもそも、副業をしている方が少なかったので、副業で稼ぐことが難しいと思っている方が多かったのです。でも、給料は減ったり、将来の安定がなくなることがわかっていたときの本書だったのです。

現代、ウェブで活躍しているおじさんたちで著者に影響を受けた方も数多くいるでしょう。

また、本書はコピーライティングの手法については語られていないものの、内容そのものが優れたコピーとして実践されてます。ノウハウ自体はすでに古く、現在ではあたりまえのように使われているものばかりですが、「コピーを学ぶ」という目的であれば、本書を手書きして学ぶ価値は十分にあります。

さいごに

懐かしい

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