2025/04/23 (更新日:2025/04/23)

ブランディングと成長実感 成長する企業のブランド戦略

書評

  • ブランドの成長を成功させた7社の事例紹介

ブランディングと成長実感 成長する企業のブランド戦略
著者:関野吉記
出版:2017年7月
長さ:192ページ
出版社:日経BPコンサルティング

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、ブランディングで成長を遂げている7社のケーススタディを紹介した本です。

「うーん。ブランディングというより自社宣伝や友人の会社紹介本?」という印象もありましたが、1章のチョーヤは勉強になります。

顧客から信頼を獲得し、社員にとっても働きたい場をつくることがブランディングの成長にもつながっていくということです。

顧客だけでなく、スタッフまでもが多角化する時代だからこそ、ブランドが必要になっているということです。

【このような方におすすめ】
・ブランドが成長する背景にスタッフの成長もある事例を知りたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきがえられるかもしれません。

本書を読むと、ブランディングのケーススタディが学べます。

本書の内容

1959年に梅酒事業をスタートしたチョーヤ梅酒株式会社は1980年代に売る上げが安定するまで1970年代には撤退も検討されてましたが、現在では「梅酒といえばチョーヤ」のブランドを確立しました。

チョーヤの新商品を開発するのに3つの条件がありました。

  • ・国内で手掛けられていないこと
    ・海外販売を前提に海外にはまだなく日本独自の商品であること
    ・身近で親しみやすいものであること

そこでたどり着いたのが、本格梅酒でした。本書では、その試行錯誤が紹介されてます。

また、全7社の事例が掲載されてます。

評価

  • おすすめ・・・★☆☆☆☆(まえがきとチョーヤは勉強になる)
    読みやすさ・・★★★★☆
    学び・・・・・★☆☆☆☆

本書は、まえがきとチョーヤは読む価値があります。よくブックオフに置いてあるので興味がわいたら立ち読み程度をおすすめします。

2社目以降では、私は読む価値を見出すことができませんでした。

さいごに

やっぱり、著者に本気で本を書いてほしい。チョーヤストーリーと同じレベルで書いてもらえれば、完全な良書。

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